2010.3.31 (wed) @ Shibuya DUO MUSIC EXCHANGE, Tokyo
ACTs : the chef cooks me / COMEBACK MY DAUGHTERS / OLDE WORLDE
アコースティカル・フル・アルバムと銘打った『Joy&sorrow&tears&smiles』を引っさげてツアーを行なってきたthe chef cooks meが、渋谷DUO MUSIC EXCHANGEでファイナルを開催。"FREE THROW"の弦先誠人によるDJが、徐々に集まってくるファンを迎える。

OLDE WORLDE
そんな中、4月21日に1stフルアルバム『Anemone "Whirlwind"』をリリースするOLDE WORLDEが登場。ソロ名義で活動していたころからの名曲「Rocking chair」からスタートしたライヴは、意外にも初というアコースティック・セットでの進行だ。とはいえ、シンプルなバンド・サウンドで2曲を披露した後にはヒップホップ・ナンバー「DOODLE ON THE LANE」をアコギ弾き語りで演奏するなど、彼ならではの仕掛けも。以前は、美しいメロディとハイトーン・ヴォイスの歌声を中心にその魅力が語られていた彼はいまや、まったく違う強みを身につけたよう。

COMEBACK MY DAUGHTERS
続くのは、約4年前にも共にツアーを回ったというCOMEBACK MY DAUGHTERS。1曲目「WALL FLOWER」から、手拍子やシンガロングが似合うグッド・メロディ&グッド・ヴァイブレーションを生み出していく。普段のライヴハウスとは違って、この日はどちらかというとゆったりムードでライヴが進み、彼らの「Hot Chinkee」や「VICE & VICE」などミッド・チューンがじつに似合っていたのだけれど、その客席にとまどったのか、ヴォーカルの高本和英が「陽気でしょう?」「わざと雑にやってます。こういうのが好きなんで(笑)」と、何度も声をかければ、次第にフロアも動きが出てくるからおもしろい。終盤、新しい活動をスタートさせたthe chef cooks meへのMCに続いて、高本&chun2がアコギに持ち替え演奏した「you are only you」は、the chef cooks meだけでなく会場にいたすべての人の心に届いたんじゃないかと思う。


the chef cooks me
照明を落としたステージにフロアからのハンドクラップが鳴り響き、メイン・アクトのthe chef cooks meが登場。自主レーベルの立ち上げ、幾度かのメンバーの脱退という転換期を経て、新作『Joy&sorrow&tears&smiles』のリリース、そして全国ツアーを自らの手で行なってきた彼ら。大げさでなく、万感を込めて歌うシモリョー&演奏するメンバーのサウンドは、じつに優しく心を持ち上げてくれる。そして、バンドとともに転換期を経ただろう客席のファンもまた、その音楽に心から応えるような歓声だ。とはいえ、新作でより広がりを見せた多彩なテイストの楽曲たちは、次第に力強いグルーヴで会場を包み込む。特に、アカペラでスタートした「僕らの住む町」から、「Picnic goes on」「Generation transformation」、「Dumping song」、アンコールの「アナログサンセット」の流れで見せたすべての力を吐き出すようなアクトは、バンドの新しい姿を見たようだった。ライヴ後には、サポートベースのkan!!!が正式メンバーになったという嬉しいニュースも発表された。ピンチをチャンスに変えたthe chef cooks meは、またここから歩き出すのだ。

Text : Ayumi Tsuchizawa
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EDITOR'S CHOICE LIVE REVIEW : "Neo Tokyo Backpackers Tour 2010"
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the chef cooks me official website
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