<CUBISMO GRAFICO ORCHESTRA, 松田 "chabe" 岳二>
Q : あなたとスキャフル・キングの音楽(もしくはメンバー)との最初の出会いを教えてください。そのときの印象はどんなものでしたか?
A : 耳夫くんにライブに誘われ観に行った。僕が知っていたSKAとは全く違うSKAを含んだその音楽が衝撃的で何しろ驚いた記憶がある。特に曲のBPMにヤラれました。その後、梅ヶ丘のスタジオでRECエンジニアの方に紹介してもらいました。素朴でかわいらしい人たちだなと思った憶えがあります。
Q : 彼らのアルバム、もしくは曲で一番思い出深いものがあれば教えてください。また、その理由もお願いします。
A : SCAtegoryは既に知り合ってからの録音だったので、RECにも遊びに行かせてもらったりしたので思い入れが特に強い。相互的な影響を受け始めていた時期の始まりでもあると思う。
"SAVE YOU LOVE"とCUBISMO GRAFICOの"TRIP TO RIO"いう曲のイントロが似ているのでよくDJで一緒に使っていました。そして、NEIL AND IRAIZAの"WASTED TIME"の歌詞はDOO WEEへのアンサーだったりします。
Q : 今回カヴァーされた曲に関して伺います。この曲を選ばれた理由は?また、その曲の魅力を教えてください。
A : YOUTUBEでの「ァメリカは宮沢」シリーズをUPしていた落とし前をつけたかったのと、この曲の歌詞が本当に好きだから。冒頭からキュンとクる。
Q : カヴァーされるにあたって、気をつけたこと、心がけたことなどありましたら教えてください。
A : なによりもSCAFULL KINGのメンバーに気に入ってもらうことが大前提だと思っていたので、「好きになって欲しいなぁ」と思いながら録音していきました。あとオリジナルキーから変えてしまったのでメロディだけはキチンとしようと気を付けていました。
Q : 今回、トリビュート盤に参加しようと思われたきっかけなどありましたら教えてください。
A : むしろ「早くやってくれ」とレコード会社の方に向かって想念を送っていたクチである。
Q : 昨年の活動再開を、どんなふうに受け止められましたか?
A : WELCOME BACK! 野音で少しだけあったのは除いて、最後のライブから7年。7年前よりもメンバーとファミリーのような付き合いになっていたので、本当に嬉しかった。
Q : スキャフル・キングの音楽(もしくはメンバー)は、あなたにとってどんな存在ですか?
A : みんな大好き。
Q : 最後に、スキャフル・キングのメンバーに、ひと言メッセージをお願いします。
A : 次いつかな?いつでも良いですから、いつか。
CUBISMO GRAFICO ORCHESTRA
CUBISMO GRAFICO、CUBISMO GRAFICO FIVEとして活動する松田"チャーベ"岳二によるユニット。これまでSKAFULL KINGのリミックスを手がけ、現在はお互いのバンドにメンバーとして参加するなど関わりが深い。08年8月にリリースしたカヴァー・アルバム『PLEASURES』にはNARIも参加している。今回はオーケストラ編成の"CUBISMO GRAFICO ORCHESTRA"名義でカヴァー。