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LEO今井と向井秀徳によるプロジェクト、KIMONOS。ニューウェイヴのひんやりとした質感やミニマル・テクノの快楽、ロックのエモーションを抱えたフル・アルバム『KIMONOS』リリース以後、マイペースでライヴ活動を始め、音源とはまた異なる音楽の表現に新たなファンが次々と増加している。ライヴの数はまだそれほど多くはないため、気になっているがまだ未見という方は6月24日に代官山UNITにて開催される"80KIDZ× New Audiogram presents SPECTACLE"に足を運んでみるのはいかがだろう。このインタヴューが少しでもその契機になってくれればと思う。KIMONOSのライヴについて。LEO今井に話を聞いた。

Text : Kazumi Namba
Photo : Ryo Nakajima (SyncThings)
Live Photo : Masanori Naruse ("LAMA / KIMONOS" 2011.4.27 @ Shibuya WWW, Tokyo)
Information
80KIDZ× New Audiogram presents SPECTACLE

DATE : 2011.6.24 (fri)
VENUE : Daikanyama UNIT, Tokyo
ACTs : 80KIDZ / KIMONOS / LOGIC SYSTEM
OPENING DJ : KIDO YOJI
OPEN : 17:30 / START : 18:00 ※変更になりました。
LIVEは19時頃からスタート予定。※変更になりました。
TICKET : 前売り : 3,500yen (tax in) / 当日 : 4,000yen (tax in)
※別途ドリンク代500円を頂戴します。
※各プレイガイドにてチケット一般販売中!!
チケットぴあ 0570-02-9999 (P コード:137-666)
ローソンチケット 0570-08-4006 (L コード:76122)
e+ http://eplus.jp/
岩盤 : 03-3477-5701 (http://www.ganban.net)

80KIDZ× New Audiogram presents SPECTACLE 特設ページ
80KIDZ Special Interview
< KIMONOS Special Interview >
 
KIMONOSはライヴの時もふたりで演奏されていますよね。
そうですね、それが土台です。ふたり組ですし、ジャムから始まった楽曲ではなくてスタジオでの作曲作業から始めているので、ふたりだけでも成り立つようにしないといけないなと思っています。KIMONOSの一番本質的な部分、エッセンスをステージで表現できないと、という。意地でもふたりでやるという渋さがあると思います。だからと言って他のミュージシャンが加われないということもないんですけど。それは今いろいろ試していて検討してます。ふたりでやるのも徐々に慣れてきたので。
ライヴで使っているサンプラーはAKAIのMPCですか?
はい、MPC2500です。我われはそんなに使い込んでいないのですが。主にシーケンサーとして使っている程度です。
アルバムでは使ったのでしょうか?
使っていないですね。
 
アルバムは打ち込みがシビアな印象があったので、ライヴでもレコーディングでも同じ機材を使っているのかと思いました。
音自体は一緒なんですけどね。パソコンで音を出したくなかったんですね。レコーディングでは使っていますけれど、それをそのまま使いたくはなくて。気持ちなのかもしれないんですけど、何か薄く感じてしまう。あとステージの上でパソコンを置くこと自体に何か抵抗があって。ちょっと違和感があります。楽器を鳴らしている感じがしないというか。MPCを通すと音が太くなるんですね。音源のシビアなドラム・サウンドを、ステージでできるだけ迫力を出して表現する方法を考えてあのサンプラーを導入したんです。
最初のライヴからサンプラーを使っているのでしょうか?
一番最初にライヴした時は使ってなかったです。ビートがなかったですね。それで、「これからビートをどうやって表現しようか」となった時に、わりとすぐに買いました。使い方がわかんないけど、とりあえず買ったんです。それでMATSURI STUDIOに持って行って「これどうですかね?」みたいな感じで。一週間くらい、向井さんと説明書読みながら“こうやるのか”って。
KIMONOSのアルバムはふたりの濃い個性がぶつかった結果、爽やかに聴こえる部分があるというのが面白いと思いました。
 
僕個人としてはそうは聴こえないですねあのアルバムは。気色悪いところもあると思います。でも、リラックスして、笑いながら、わりと楽しく作った感じはあります。自由な環境とペースで作れたので、そういう快楽は伝わればいいなと思ってます。
ライヴを念頭に置いて作曲していったのでしょうか?
あんまり考えてなかったですね。考えてたのかもしれないですけど、それをお互いで述べるということはなかったです。ライヴはまたゼロから考えたという感じです。音源とショウは別ものとして。
聴く印象としては、アルバムの音を再現しようとされている曲もあります。
確かにそう言われてみるとそうですね。「Miss」はほとんど音源と近いんです。「Mogura」はまったくの別もので、音源の本質的な部分もちゃんとあって、ライヴ・バージョンとしても完成されている。だから曲によってですね。「Mogura」とか「Tokyo Lights」とか、ロック寄りな曲は弾き語りでも本質が伝わると思います。電子音寄りなものはわりと音源に近い方がいいのかな。ライヴで全曲弾き語りするのも、全曲アルバムと違うバージョンなのもどうかなと思うので、その辺のバランスは取りたいなと。
サンプラーを叩いてコーラス・パートを出していくのが衝撃でした。何か参考にしたものはあったのでしょうか?
 
いや、参考にしたものはないですね。それしか方法がなかったので。他にはコーラス隊入れるとかですよね。例えば「Haiya」とかはヴォーカル・パートが曲の肝になっていますから、それがないと意味がなくなってしまう。だからそういうものに関しては演奏してちゃんと前に出してあげると。
トラックメイカーのHudson MohawkeがKIMONOSのリミックスを手掛けていますが、選択肢として、KIMONOSがインストのトラックものを作るというアイデアはあったりするのでしょうか?
その考えはなかったですね。ロックとして捉えているので、歌を入れたくなると思います。別に歌のないミュージシャンも好きなんですけど、自分でやろうと思ったことはないですね。歌がないとダメっていう固定観念があるのかも。映画のサウンドトラックとか、仕様が違うものであれば考えも違うとは思うんですけど。
なるほど。ちなみに、更に新たにレコーディングに入ったりはしてるんですか?
KIMONOSとしての予定はないですね。
インタビューの締めとして今後の活動をお伺いするつもりだったのですが、KIMONOSとしての新作は今のところ予定がないんですね(笑)。
ないです(笑)。いや、ライヴがあります、ライヴ!フェスにいっぱい出ます。是非観に来て下さい。
KIMONOS
LEO今井と向井秀徳(ZAZEN BOYS)によるニュー・プロジェクト。昨年アルバム『Kimonos』をリリース。
KIMONOS OFFICIAL WEBSITE
http://www.kimonosmusic.com/
KIMONOS OFFICIAL MySpace
http://www.myspace.com/kimonosjp