Dive Into The Crimson Tourが終了しました。
今回は4カ所5公演というNCIS史上最も短いツアーでした。
とはいえ内容的には今までで最長、そしてシングルツアーということもあって、選曲もかなり自由に出来ました。
そして参加してくれた人は分かると思うけど、各曲のアレンジ、曲間や本編終了後の演出等、新しい試みも多く出来てバンドとしても実り多いツアーになりました。
ただバンドとして一番大事なのは演出より何より演奏とパフォーマンス、テンション、そしてサウンドです。
ライブとなると、どうしても精神的な盛り上がりの部分を優先させてしまいがちな性格で、それはそれで悪いことではないと思ってもいるんだけど、今回は出来るだけプレイやサウンド面でも、今まで以上にステップアップ出来るツアーにしようと臨みました。
ギターのサウンドに関しては音響スタッフやテックと相談しながら、ひとつひとつの音色をリハーサルで丁寧に作り上げていきました。クリーンも歪みも、個人的には今までよりも頭2つ分くらい抜け出した、理想的な音作りが出来たと思います。
そしてプレイ面では今回Diachronicという曲の間奏で、久しぶりにフリーなセッションをしてみました。
その日その場所、その瞬間の空気を感じて演奏を作り上げていくセッションは本当にスリリングで、そして刺激的でした。NCISにしか出来ない音像だと思うし、バンドの先が見えたセッションになりました。
It Meansでのアコギも初の試み。エレアコとはいえ、アコギと歌という生の楽器だけで曲が始まる感じは緊張感がありつつも、演奏していてなんとも言えない心地よさがありました。そしてこのバンドとしての新しい感覚を、もっともっと突き詰めていきたいと感じました。
と細かい部分を書いてきたけど、ライブ自体、バンドとしてまたひとまわりもふたまわりも大きくなれたことを自分達で実感することのできた素晴らしいツアーになりました。
ツアーに参加してくれた皆さん本当にありがとう!
今回のツアーでは写真をたくさん撮ろうと思ってたんだけど、今フォルダを見てみたらまさかのこの2枚しかなかったです。
大阪、心斎橋東急ハンズ4Fでオニィが買い物をしてる間に寝る2人。
店員が来たので急いで起きる2人
これからもこんなNothing's Carved In Stoneをよろしくお願いします。
そして今月からNCISは新しい音源の制作に入ります。
カッコいい曲をたくさん作ってまた帰ってきます。