New Audiogram: オルタナティヴミュージック ウェブマガジン

New Audiogram ver.4.2、終了!!
[2011-07-07 23:03]

New Audiogram ver.4.2、終了いたしました!!

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another sunnyday、COMEBACK MY DAUGHTERS、MO'SOME TONEBENDERの3バンドともサイコーなパフォーマンスを見せてくれました!!

あの素晴らしい空間を皆さんと共有できたこと、本当に嬉しく思います!!
ご来場いただいたお客さま、レポートをご覧になってくださった皆様
そして出演してくれたバンドの皆様、このイヴェントに関わってくださった全ての方々
本当にありがとうございました!!
USTREAMをご覧になってくださった皆様もありがとうございました!!

近いうちに次回もまたできたらと思っております!!

また会場でお会いしましょう!

COMEBACK MY DAUGHTERS
[2011-07-07 22:10]

本日の3番目手は、昨日待望のニュー・アルバム『OUTTA HERE』を世に送り出したばかりのCOMEBACK MY DAUGHTERS。実は2007年の12月に開催されたNew Audiogram初のライヴ・イヴェント"New Audiogram ver.1"に出演してくれた彼ら、およそ4年ぶりのNew Audiogramイヴェントへの登場だ。ニュー・アルバム・リリース直後のライヴとなる今夜は、もちろん『OUTTA HERE』からの新曲もたっぷりと披露された!!

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胸の高鳴る鍵盤の音ではじまる(『OUTTA HERE』の1曲目でもある)「Secret Castle 」で幕を開け、「Why」、「Have Lancho」と続けた序盤で会場は何とも言えない高揚感、ハッピーなムードに包まれる。メンバーの屈託ないキャラクターがそのままサウンドに直結したかのような素晴らしいポップ・チューンの数々。中盤に演奏された「Slow Down」、「Yours Truly」、「Mona Lisa」あたりもすべてがリード曲になるくらいの名曲揃いで、つくづく『OUTTA HERE』というアルバムの良さを実感する。また「Cecilia」ではゲストとしてYOUR SONG IS GOODのモーリスらを呼び込むなどスペシャルなサプライズもあったし、メンバーが客席まで下りてきて一緒に盛り上げるシーンも!! アンコールでは「Oh Smoke Sister」を演奏。本当にてんこ盛りで楽しすぎた11曲。変な言い方かもしれないが、COMEBACK MY DAUGHTERSのライヴは、たまたま隣にいる知らない人とでも肩を組んで仲良くなれてしまうような、なんだかそんな温かさがある。今晩はこのライヴの余韻をそのまま持ち帰ったら、思いっきり幸せな気持ちで寝れそうな、胸いっぱいになるサイコーのアクトだった。

Text : Naohiro Kato
Photo : Ryo Nakajima (SyncThings)


-Set List-
01. Secret Castle
02 .Why
03. Have Lancho
04. Cecilia
05. Slow Dawn
06. Yours Truly
07. Mona Lisa
08. Bored Rigid
09. Bite Me
10. Boys Don't Cry

-Encore-
11. Oh Smoke Sister

MO'SOME TONEBENDER
[2011-07-07 20:57]

2番手に登場したのは、昨年12月にニュー・アルバム『STRUGGLE』をリリースして以来、とにかく精力的なライヴ活動を繰り返しているMO'SOME TONEBENDER!! 何度も何度も叩いて強靭な硬度を得た鋼のように、彼らのサウンドは年を重ねるごとにフリーキーに、そして破壊力を増していくようだ。すでに最新作である『STRUGGLE』収録の楽曲群もすでにライヴの現場で磨かれ、明らかに進化しているのが伺える。とくに『STRUGGLE』のリード曲的な存在のキラー・チューン「Hammmmer」などは問答無用の殺傷能力。いったい彼らはどこまで進化し続けるのだろうか……。

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キューブリックの『2010年宇宙の旅』のメインテーマ「ツァラトゥストラはかく語りき」で登場し、目の覚めるような「To hell with poverty」、「L.O.V.E.」と立て続けにメガトン級のアグレッシヴ・ナンバーをブチかまし、フロアの温度を一気に沸点までブチ上げる。「youth」、「新曲」(!)、「TIGER」、「LOST IN THE CITY」を挟んで演奏された「hammmmer」はイントロが流れた瞬間に歓声があがるほどのキラーっぷり。圧巻過ぎたその「hammmmer」の余韻に浸る間もなく、さらに昇り詰めるべく「BIG-S」を投下。まったく攻撃の手を休めない。ラストはこれまでの散弾銃のようにアグレッシヴな楽曲とは一転、どこか切なさを漂わせる「Green & Gold」を演奏。 いまのバンドの好調っぷりをまざまざと見せつけるスゴすぎのアクトだった。

Text : Naohiro Kato
Photo : Ryo Nakajima (SyncThings)


-Set List-
01. To hell with poverty
02. L.O.V.E.
03. youth
04. 新曲
05. TIGER
06. LOST IN THE CITY
07. hammmmer
08. BIG-S
09. Green & Gold

another sunnyday
[2011-07-07 20:00]

本日のトップバッターはanother sunnyday。もうご存知の方も多いと思うが、今年の4月にデビュー作『siesta』を発表し、颯爽とシーンに登場したストレイテナーのナカヤマシンペイと大山純による新バンドだ。編成はナカヤマシンペイ(Drums)、大山純(Guitar)、そして元serial TV dramaの伊藤文暁(Vocal)、THE RODSでも活躍する美登一(Bass)。本人たちがバンドのコンセプトを「わかりやすく、楽しく、脳にストレスがかからないバンド」と言う通り、ビシビシと琴線を刺激するメロディ、盤石の演奏、さらには伊藤の伸びやかでエモーショナルなヴォーカルは、まさに剛速球のストレートのように聴く者の心を直撃し、熱く揺さぶる。そして自然と身体も動き出してしまう。

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今日のライヴではアルバムの1曲目を飾るキラー・チューン「Sunnyday」、そして同じく2曲目に収録された「Spinning」を立て続けにカマして会場の熱気を急沸騰させると、『siesta』には未収録の「Ganache」、「Cast off skin」といった楽曲も挟みつつ、計9曲を演奏(『siesta』収録曲は全曲演奏!)。4月にデビューしたばかりとは思えない(もちろん、それぞれにキャリアのあるメンバーが組んだバンドではあるが)完成度の高いライヴを見せてくれたが、同時にこれからどんどん進化、変化していきそうな、そんな予感も大いに感じさせた。引き続きanother sunnydayに注目だ!!

Text : Naohiro Kato
Photo : Ryo Nakajima (SyncThings)


-Set List-
01. Sunnyday
02. Spinning
03. Ganache
04. cut and knot
05. blanket
06. Human Lighting
07. My Favourite Game
08. Cast off skin
09. Feather