レコーディング二日目です。
前日朝4時までレコーディングスタジオに入っていたけど、今日もがんばります。
ここOHMスタジオのベースアンプもかなりビンテージものばかり。アンペグもトレイナーもかなり古いもの。色々試したけど、結局自分が最近使い始めたメサブギに決定。やっぱり自分が好みの音ってあるのね。
ギターもドラムも日本では見たことない代物が沢山あって、その空間にいるだけでなんだか幸せな気持ちになるのです。
昨日の山崎さんの手作りご飯もおいしかったけど、今日はチコの計らいで、日本料理をデリバリーしてくれることに。届いたものは日本料理というか無国籍な創作料理でした。めちゃくちゃおいしく頂いた。
レコーディングに入ってから、とてもアメリカ感を感じないけど、そのくらいレコーディングは順調っていうことです。
色んな音や空気をパッケージしてるんでお楽しみに!
前日までのThomas Pridgenとのツアーは終了。ヒューストンからオースティンへ戻って今日から本格的にSXSWへ参加した。
今日は日本人が集まるジャパンナイトのプレビューショウケースと僕らのSXSWオフィシャルショウの二本立て。
夕方17時から一本目の日本人ステージのライブ。僕らが昨日まで過ごしたリアルアメリカシーンとは全く違う雰囲気。むしろ逆といっても良いくらいなんじゃないかな?音楽というか日本の文化に注目が集まっているんだなって実感しました。にしても日があるうちのオースティンは暑い。たぶんやけたぞ。
ライブ終わって、一度ホテルにチェックインして、第二ステージへ。
中心街だけあって、全て歩行者天国。ライブハウスは全て着席型で劇場みたいな形。渋谷WWWくらいの大きさと見た目で椅子がある感じですね。
マネージャー山崎さんは車を停めるところを探す為に車でぐるぐる。いつになっても帰ってこない。間に合わないって諦めた本番はじまる2分前に戻ってきました。危機一髪でしたね、山崎さん。
今回のライブのアンプやドラムセットは、僕らの次にでるバンドのセットをフルに借りました。
毎回違うアンプでその場の環境に合わせた音作りをするのは、一苦労だけど、そこは根性で毎回乗り切ります。そして乗り切れます。
ライブはじまる前から僕らのことを知ってくれているお客さんがどんどん集まっている雰囲気。今までで一番って言ってもいいくらいの歓声を受けた。そしてライブ後は観客全員がまさかのスタンディングオベーション。ステージ上でその光景を見た時は流石に感動して泣いた。
ライブ終わりに機材を貸してくれた全員70代?くらいのおじいちゃん達のバンドはカントリーブルースミュージックでした。何よりも、借りた機材たちの音色の幅に誰もが驚かされているんじゃないでしょうか。使う人間によって同じ機材でもこんなに音楽が違うんだからね。
終わった後みんなで有名だというカフェで深夜にタコスを食べて就寝。また明日!