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8otto
[2008-05-11 14:18]

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ドラムを中央に据えたセッティングを見ただけで、彼らのファンが会場前に集まってくる。そう、次に登場したのは8otto(オットー)だ。
磨き抜かれたリフと研ぎ澄まされたリズム、燃え上がるメロディ。ヴォーカル/ドラムのマエノソノによる、日本語なのか英語なのか、ドラムと呼応するように叫ばれる歌詞。衝動的かつ生々しく肉体に訴求する、恐ろしくプリミティヴでダンサブルなロックンロールを鳴らす彼らのパフォーマンスは、九州のオーディエンスにも興奮を持って迎え入れられたようだ。
彼らの楽曲には騒ぎ立てるような要素、派手な演出があるわけでもない。ただひたたすらシンプルな良いメロディ、演奏があるだけなのだが、それがかえってオットーらしさを際立たせているのだから不思議だ。
ラスト、ライヴでの定番となっている「Voo Doo バウアー」では、ドラムを飛び越え、ばかでかいマラカスを持ってマエノソノがダンス! 激しく観客を煽る。ここにきて激情をたぎらせるような彼のパフォーマンスは会場全体に浸透して、それを確認するようにしながらステージから去っていった。

8otto Set List
01. RIWO
02. 0zero
03. BOMB
04. Real coke's friend
05. KATANA
06. レモンティー
07. China
08. Counter Creation
09. Voo Doo バウアー

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