スイスからイタリアへ移動を始めようと準備を進める一行に告げられるまたもや悪夢の宣告。
10:00に昨日折れたバンの鍵を直しに来たメルセデスベンツ、スイス支社の人が、なんと直せなかったという緊急事態。おいおいそりゃないよと一同つっこみをいれつつ、13:00に再度、直せる人が来るとの事で、しばし待つことにする。
しかし13:00になり、ドライバーのスチュワートの携帯に再び悪夢の電話が!
なんと15:00にならないと、直せる人がこっちに来れないとの電話だった。
さすがに一同、これには焦りだす。なぜならサウンドチェックが17:00からで、今日のイタリアのボルザーノの会場まで6時間以上かかるとの事。
だが車が壊れる事に関しては誰よりも慣れているLITE一行は、この危機をゴロゴロしながら待つ。
そして15:00に再び、メルセデスベンツ スイス支社の人が来て今度は直す事に成功した。しかし時計の針は既に16:00をさしている。
いまから出発しても22:00すぎに会場に到着という絶望的な状態である。
そう、命がけのドライブの始まりである。
アルプス山脈を横目に、雪道をひたすら走り峠を越える。
途中、オーストリアのガソリンスタンドでパンを買うが、残念ながらこの旅の味のワーストも更新。
そして、22:00すぎに会場に到着。
そして15分後にはライブ!
やはりイタリア人とは気が合うらしく、ライブは盛り上がる。
こうして滞在時間2時間という異例の短さで会場を出て、めまぐるしい一日は幕を閉じる。
つづく