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日本はアメリカ
[2009-05-24 21:52]

何度も声高に申し上げているとおり、アメリカツアーは大成功に終わったと思っています。
貴重な機会を、mike watt + the missingmen、本当にありがとう。
前回書いたときにツアーはまとめたつもりだったので、今回は違う視点からまとめてみます。

まず、今回特に感じたこと。
それは、「アメリカは日本だった」いや、「日本がアメリカ」だった、ということです。
そんなことを言うと、ギターなんか弾いてないで地理を小学一年からやりなおせ!なんて声が聞こえてきそうですが、耳にフタ。パタッ。

LITEとして今までヨーロッパ方面へ3回行きました。
ヨーロッパへ行ったとき、まず、驚いたのは味覚の違いです。
もちろんおいしいものも沢山あるのですが、なんか異常にしょっぱかったり、味が全くついていなかったりしたものを食べることがおおく、(車移動ばっかだったのもあります)しかもそれを、大口開けておいしそうにほおばっているヨーロッパ人を見たときに、俺とヨーロッパ人の間に見えない壁を感じることがありました。
しかし、どうでしょう。
今回、アメリカ行きの飛行機で機内食を食べたとき、まず全員発した言葉は「ウマッ!」でした。本土へ着く前の機内で突然、人種間の壁を越えてしまったのです。
アメリカへ着いてからは、車移動でハンバーガー、サンドイッチの毎日でしたが、「MAC」「BURGERKING」「SUBWAY」と日本でお馴染みの店舗ばかりなので、抵抗は一切なかったです。
町へ出れば、TOYOTA、NISSAN、と日本車で道路はあふれかえり、信号機はいわゆる日本の信号機にそっくり。違うのは右車線を走るということだけ。
そして、極めつけは、電源のコンセントです。
ヨーロッパは電化製品のコンセントがありえない形をしています。異常にデカかったり、穴が斜めになっていたり。ヨーロッパ内でも国によって形も電圧も違うのです。だから、ヨーロッパでツアーを回るとなれば、その国専用の変換機を持っていかなければならないのです。
しかし、これまたどうでしょう。
確かに日本は100V、アメリカは120V。でも違いはそれだけ。コンセントの形は全く同じなのです。
つまり日本の電化製品は変換機なしでそのまま使えてしまうのです。根本からアメリカなのです。(ヨーロッパでは、イギリスとアイルランド間で同じコンセントを使用しています。これまた戦争という歴史があるのですが。)
そこで、こう思うわけです。
「なるほど、日本はアメリカなんだ」と。
「国単位でアメリカナイズドされているんだ」と。
「50年前、日本はアメリカに負けたのだ」と。


ツアー中、全会場で、ライブを終えると物販にいる俺たちに必ず客の半分以上が「よかったよ!」「絶対また来いよ!」って話しかけてくれるアメリカ人。CDも文字通り飛ぶように売れました。
不思議なことに、その陽気さ、フレンドリーさ、ツアーの充実感、そしてこのフィット感。これらは、海外で初めて感じるものでした。

アメリカはデカイ国でした。

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from Takeda
LITE: ライト

LITE
ライト

L→R
Jun Izawa (Bass)
Kouzou Kusumoto (Guitar)
Akinori Yamamoto (Drums)
Nobuyuki Takeda (Guitar)

2003年結成、インストロックバンド。国内、国外を問わず活動し、時には12畳のスペースでスタジオライブを行い、時には国内で行われるフェスティバルに出演し多数の動員を集めるなど、彼らの活動形態をoverground、undergroundで括りつけるのは相応しくない。常に他人との関わり合いに重きを置いた自由な活動形態で、各フィールド間の空気抵抗に摩擦される事無く、貫く力を持った確かな光を放っている。その光の効力は人種間でさえも有効である。1st mini album,1st full albumのヨーロッパ流通を実現し、2度のヨーロッパツアーを成功させた。また2007年には、minutemen、IGGY & The StoogiesのベーシストであるMike Wattと、The Go!TeamのKaori Tsuchidaの新ユニット"Funanori"とSplit CD "A Tiny Twofer"をリリースするなど、彼らの音楽は着実に世界へと広がりつつある。 そして今作、2nd full album「Phantasia」をリリースするにあたり、サウンドエンジニアにtoeのギタリストでもある美濃隆章氏を迎え、楽曲の起伏のなかに、更に広いレンジと深さを持たせ、感情を映し出すことに成功している。 この作品が10年先も色褪せない作品となることに疑いは無い。
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