5月に来日を控えているTELEPATHEのライヴは曲をDJでつなげていくかのように、曲のBPMをあわせてでサンプラーでビートを打ちつなげて演奏していた。前評判ではあまりライヴは良くないと聞いていたけど、そんな事は全然なく、それは聞く側がその世界にいかに浸れるかだと思った。
ドラムループで構成されるトラックは確かに単調だけど捕らえようのない宇宙を紡いでいくかのように、ふわふわと聞く側もトリップさせてくれるそんなライヴだった。
彼女たちの新譜音源DANCE MOTHERのタイトルはもともとDANCEMOTHERFUCKER~踊れMotherファッカー~からきているらしく、つまり彼女達が表現したいのは「何も考えず踊れ」といったところだと思う。ちなみにステージには二人の他にダンサーがいてインド舞踊のようなしなやかな踊りを続けていたけど正直いなくてもよかったと思う、でも夕暮れのテラスというシチュエーションにはあってたから良しとしようかな。
TELEPATHEをみたのはIAMSOUNDというレーベルのパーティーで、まだアルバムがリリースされていないのにも関わらず、NMEやBBCで必ず今年くるアーティストにあげられているFlorence and the MachineやLittle Bootsが所属するレーベルで絶対に注目しておくレーベル。
そのパーティーのメンツの豪華さはもちろんだけど、
アットホーム感があふれるとてもいいパーティーだった。
MCのドラッグクイーンがいて、彼女がわざとオースチン訛りで喋ったり、気に入った客にレーベルの作品のプレゼントしたりとこれまた最高だった。(IAMSOUNDの7"を3枚ゲット!!)