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FILE-UNDER RECOMMEND 【January】
[2011-01-31 15:53]

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PASCAL PINON / S / T (LP / CD)

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LALI PUNA、IT'S A MUSICAL、TELEKINESISなど、エレクトロニカからインディ・ロックまで広くリリースするドイツの優良レーベルMORRから、アイスランド・レイキャビクの16歳双子ガールズ・デュオ、PASCAL PINONのデビュー・アルバム。先行シングルの時点ですでに相当話題になっていましたが、期待を裏切らない素晴らしい作品を届けてくれました。アコースティック・ギターを中心に、フルート、シンセサイザー、グロッケンなどさまざまな楽器によって奏でられるチャーミングなアンサンブルと、イノセントでありながらもちょっぴりビターなふたりのハーモニーで綴られるほのぼのとしたベッドルーム・フォーク集。16歳という彼女らの等身大のフラジャイルな世界観が見事に描かれていますね。この時期、暖かい部屋でおいしいお菓子と紅茶でもいただきながら聴きたい1枚です。


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DREAM DIARY / You Are The Beat (CD)

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THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTの衝撃を超えるかもしれない最高のデビュー・アルバムが登場。VIVIAN GIRLSのメンバーと共にCOASTINGでも活動するMadison Farmerが在籍するNYブルックリンの3ピース、DREAM DIARY。輸入盤のリリースもありますが、ここではアートワークが少し異なる日本盤でご紹介します。なぜならボーナス・トラックとして、ヴァセリンズの名曲「SON OF A GUN」の最高カヴァーが収録されているから! 肝心のサウンドの方は、POBPAHのピュアなギター・ポップをよりキュートでキラキラしたネオアコ・サウンドにした感じでしょうか。初期のCREATION RECORDSや、伝説のSARAHレーベルのバンドにも通じる爽やかさと繊細、蒼い疾走感も兼ね備えた、まさしく"胸キュン"な1枚。まだ早いけど、2011年ベスト候補のひとつになるだろうと確信させる素晴らしいアルバムです。


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CAPTIVE HEARTS / HUMMINGBIRD (CD)

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瑞々しいネオアコ・サウンドで人気を博し、2008年のサマー・ソニックを含み、2度の来日も果たしたTHE TROUBADOURS。残念ながら解散してしまいましたが、フロントマンのMark Frithがニュー・バンドを始動。それがこの4ピースCAPTIVE HEARTSです。本国イギリスではダウンロードのみだったミニ・アルバムが日本のみで嬉しいCDリリース。Paul Wellerが"英国伝統メロディの至宝"絶賛、THE STONE ROSESやRADIOHEADなどを手掛けた名プロデューサー、John Leckieには「10年に1人の逸材」と言わしめたMarkの成熟したソングライティングがよみがえる最高の1枚。Mark Frithの声質は、The La'sのLee Maversそっくりですが、そのThe La'sをはじめ、ステアーズやシャック、THE COARLやTHE STANDSなど、マージー・ビートの影響下にあるバンドのファンの方には間違いない、まさしく「タイムレス・メロディ」な超レコメンド盤。


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SOFT MOON / S / T (LP / CD)

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BLANK DOGSが主宰するNYブルックリンの注目レーベル、CAPTURED TRACKS。怒濤のリリース・ラッシュでフォローするのも大変ですが、まだまだその勢いは衰えそうにもありません。サンフランシスコのLuis Vasquezくんによるダーク・ウェイヴ・ユニットSOFT MOON、2枚のシングルを経てついにデビュー・アルバムがリリースされました。JOY DIVISION~初期NEW ORDERを思わせる、ダークでネオサイケなポスト・パンク、美しいレイヤーを描くシューゲイズなギターとシンセ、クラウトロック的な淡々とした反復ビート、近年のゴス/インダストリアル、ミニマル・ウェイヴから、淡いサイケデリックまで、様々なエレメンツを内包した漆黒のダーク・ウェイヴ。上手く言葉に出来ないんですが『PORNOGRAPHY』の頃のTHE CUREと80'sコールド・ウェイヴがミックスされたような、かなりのオリジナリティを持ったサウンドを展開しています。


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FOOT VILLAGE / de!nial / Split EP (CDR)

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当店の地元、名古屋から期待のニュー・レーベルをご紹介。VIVIAN GIRLSの名古屋公演のオーガナイズも務めたノイズ・ユニットVIVID BLACKが主宰するインディ・レーベルA GHOSTLY GHOST PRODUCTIONSの第1弾リリースは、LAのヴェニューTHE SMELL周辺シーンのリーダー的存在FOOT VILLAGEと東京発エレクトロ・パンク・アウトフィット、すでに海外リリースの経験もあるde!nial。4人のドラマーのみ(!)からなるFOOT VILLAGEは、同じくLAのHEALTHを思わせる原始的なトライバル・ビートと凶暴なスクリームがスリリングに飛び交う破壊力満点なポスト・ハードコア・サウンド。対するde!nialも、カオティックな8ビット・エレクトロとテクノ・ポップの絶妙なブレンドを聴かせ、お互いの相性も抜群の1枚です。当面は、日本 VS 海外のバンドというスプリット・シリーズでのリリースとなるそう。今後も期待大ですね。


■編集後記■

遅くなりましたが、皆様あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願いいたします。ショップFILE-UNDER、レーベルのKNEW NOISE RECORDINGSともども、本年もアクティヴ&アグレッシヴに動いていけたらいいなと思ってます。昨年12月にもご案内させていただきましたが、2月5日にはNYの重鎮LIARS(対バンは、凱旋帰国ツアー中のBO NINGEN!)の名古屋公演のサポートもさせていただきますのでぜひご来場ください。レーベルのリリースの方もいくつか決定しておりますのでお楽しみに。そして1月も後半、ようやく新譜のリリースも多くなって参りましたので、ショップの方にもぜひぜひ足をお運び頂ければと思います。お待ちしております!
(山田岳彦)


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FILE-UNDER RECOMMEND 【December】
[2010-12-24 20:13]

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TYVEK / NOTHING FITS (LP / CD)

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ロンドンのFLATSや、先日MOSHI MOSHIからシングル・デビューしたCEREBRAL BALLZYのように2011年のキーワードのひとつとして"ハードコア・パンク"があるのは間違いありません。SWELL MAPSやTHE FALL、MEKONSなどに通じる屈折したアート・パンク・サウンドを聴かせていたデトロイトのTYVEKも、名門IN THE REDへ移籍し放つニュー・アルバムではストレートなパンク路線へとシフト・チェンジ。アメリカのバンドらしいカラッとしたキャッチーさで持って、矢継ぎ早にファスト・チューンを痛快に繰り出す様は、各所で話題の名古屋の至宝SIKA SIKAを彷彿とさせるカッコ良さ! KILLED BY DEATHなどのオブスキュア・パンク・コンピに収録されていたバンドのようなロウでプリミティヴな全12曲。あっという間に終わります! ライヴを体験したい! と思わせるバンドですね。


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READING RAINBOW / PRISM EYES (LP / CD)

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VIVIAN GIRLS、DUM DUM GIRLSを筆頭に、昨年から旋風を巻き起こしたガール・ヴォーカル・ファズ・ポップ。そろそろこのムーヴメントも終焉を迎え、本物だけが生き残っていくだろう時期に来ておりますが、今年急躍進を遂げたレーベルのひとつHOZACから待望のフルレングスをリリースしたSarah EvertonとRob Garciaによるフィラデルフィアの男女デュオREADING RAINBOWは間違いなく本物と思わせる安定のクオリティと存在感で聴くものを魅了します。ノイジーなジャングリー・ギターとドタバタしたドラムは、SHOP ASSISTANTSやBLACK TAMBOURINEのフォロワー的サウンドであるものの、VIVAN GIRLS、DUM DUM GIRLS、PAINS OF BEING PURE AT HEARTなどと同じく、2010年のサウンドへとしっかりとアップデイトされているからこそ、これだけの支持があるんですね。来年もフォローしていきます。


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DER VENTILATOR / WHITE EP (2枚組7inch)

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スペイン/バルセロナから現れた男女混合ヤング4ピース、DER VENTILATOR。当店レーベルKNEW NOISEのDEMONTREをフランスでリリースするインディ・レーベルDESIREからのセカンド・シングル。デビュー・シングルでは、まだまだ未完成ながらも初期SONIC YOUTHのようなジャンク・サウンドを聴かせていましたが、DISCERROR RECORDINGSオーナーでもあるJames Aparicioがマスタリングを手掛けた本作で一挙にそのポテンシャルを開花させています。WALL OF NOISEが全編を支配するダーク・シューゲイズと揺らめくヴォーカルに、闇を切り裂くトレブリーなジャンク・ギターが絡むサウンドは、HEALTHやLIARS、HTRKなどを彷彿。SALEM、WHITE RING、oOoOO、WATER BORDERSなどWITCH HOUSE勢とも相性の良いサウンド。7インチ2枚組で限定300枚のリリース。


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VOID VISION / IN 20 YEARS (7inch)

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UKの老舗レーベルROUGH TRADEから先日リリースされたシンセ・ウェイヴ・コンピにも本シングルが収録され、一際注目を浴びるフィラデルフィア出身の男女デュオVOID VISION。今のところ、ネオ・ゴス・フォークCULT OF YOUTHが主宰するレーベルからのこの7インチ1枚のみしか音源は出ていないんですが、GLASSCANDYやCHROMATICS、COSMETICSなどフィメール・ヴォーカル耽美シンセ・ウェイヴの中でも、飛び抜けてメロディアスでポップ! 更にルックスも良いみたいなんで、これは来年リリースが予定されているアルバムにも多いに期待したいところです。B面は相方がヴォーカルのナンバーですが、こちらもNEW ORDERやDEPECHE MODEあたりに通じる切ないメロディが胸焦がす、泣きのシンセ・ポップ。限定500枚。そろそろ廃盤らしいのでお早めのチェックでお願いします!


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PLASTICZOOMS / BUG (CDS)

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9月のレコメンドではTシャツ入りのボックス・セットを紹介したジャパニーズ・ブラック・ウェイヴ代表、PLASTICZOOMS。3枚連続CDシングルリリースの第1弾到着! COMANECHIのジャパン・ツアーのオープニング・アクトでも、新たな6人編成での新章の幕開けを鮮烈に印象づけた彼らですが、現ラインナップとなり、ようやく目指す音の方向性と世界観が確立されつつあると思わせる素晴らしい新曲を届けてくれました! ダイナミックなインダストリアル・ビートと煌めくメランコリックなシンセ、サビにおけるヴォーカルSHOくんのスクリーム。従来からの荒々しいゴス/パンク・サウンドに加え、メランコリックなシューゲイズ・テイストやキャッチーなメロディも織り込んだ"NEW"PLASTICZOOMS サウンド! 年明けにリリースされる第2弾「PINK SNOW」も良い意味で今までの彼らのイメージを裏切るポップなナンバーに仕上がっていますよ。期待してください!


■編集後記■
今年も大変お世話になりました。お店、レーベルKNEW NOISE共々、決して順調とは言えませんが皆様に支えられなんとか無事に来年も迎えることが出来そうです。どうもありがとうございます。今年はなんと言っても、10月に実施したCOMANECHIのジャパン・ツアーでしょうか。BLACK LIPSやSELFISH CUNTなどの名古屋公演のサポートをさせていただいたことはありましたが、当店主催のツアーは初めて。新しい出会いありドタバタありで大変良い経験となりました。来年はとりあえず、2月5日に重鎮LIARSの名古屋公演をcontraredeさんと共同で開催します。対バンには先月のこのコーナーでも紹介したBO NINGENをフィーチャー! 是非とも予定を空けておいてくださいね! では皆様、来年も宜しくお願いいたします! よいお年を!
(山田岳彦)


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FILE-UNDER RECOMMEND 【November】
[2010-11-18 21:49]

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BO NINGEN / S/T (CD)

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待望のアルバム・リリース! ロンドンをベースに活動する日本人4 ピースBO NINGEN! ロンドンROUGH TRADEショップでは見事アルバム・オブ・ザ・ウィークに輝いた、UK各メディア絶賛のアルバムをレーベルからダイレクトで入荷! DMBQやACID MOTHERS TEMPLE、ゆらゆら帝国、YOLZ IN THE SKYなどと比較されるであろう、へヴィ・サイケ、スペース・ロック、ブルース、ノーウェイヴ、クラウト・ロックなどのエレメンツが混然一体となり、怒濤のごとく押し寄せる容赦ない音塊に圧倒されること必至!代表曲「殺したい気持ち」「マグロ」をはじめとしてシュールな日本語歌詞にも注目です。UKのフェスでも話題をかっさらったライヴ・パフォーマンスを引っさげて、来年は日本のシーンを塗り替えるはず! 絶対に注目してください! 2010年を代表する爆弾アルバムですから!


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SHE'S HIT / JACOB YATES AND THE PEARLY LOCK PICKERS (7inch / SPLIT)

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NICK CAVE率いた伝説のポストパンク・バンド、THE BIRTHDAY PARTY。彼らの曲名をバンド名に冠したグラスゴーの新星SHE'S HITが、地元バンドJACOB YATES……とのスプリットでリリースしたデビュー・シングル。グラスゴーと言って思い出すバンドのひとつがJESUS AND MARY CHAIN、その流れを受け継ぐバンドの代表格がCROCODILESですが、彼らはさしずめCROCODILESへのUKからの回答、と言ったところでしょうか。HORRORSのようなBLACKなルックスと、J & MCやCRAMPSの影響下にあるサーフでノイジーなガレージ・パンクは、まだまだ荒削りながらUKメディアでは2011年期待のニュー・カマーとして早くもピックアップされています。来年2月には当店レーベル、KNEW NOISEからのリリースも決定しておりますので是非ともチェックをお願いします!


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FRANK (JUST FRANK) / SOVIET SOVIET / (LP / SPLIT)

8月のこのコーナーでもレコメンドしたフランスのコールドウェイヴ・デュオ、FRANK (JUST FRANK)と、イタリアのポストパンク・トリオSOVIET SOVIETのスプリットLP。イタリアでコールドウェイヴ/シンセウェイヴと言えば! のインディ・レーベルMANNEQUINからの最新リリースです。FRANK (JUST FRANK)は、初期のNEW ORDERやCUREを彷彿とさせるロマンティックなシンセウェイヴ。対するSOVIET SOVIETは、KILLING JOKEや初期のNEILS CHILDREN、KAISER CHIEFSのメンバー主宰レーベルからデビューしたTHE NEATなどに通じる、ソリッドなギターでたたみかけるゴス・ポストパンクを展開! 日本PLASTICZOOMSのファンの方にもアピール出来ると思います。なかなか流通の芳しくないアイテムですので、お早めにゲットしてください!


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THIRD EYE FOUNDATION / THE DARK (CD)

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90年代に、FLYING SAUCER ATTACKと共にUKブリストル・シーンを牽引したMatt Elliottによるユニット、THIRD EYE FOUNDATION。近年はMattのソロ名義での活動が中心でしたが、なんと10年振りに復活、ニュー・アルバムがリリースされました。TEF印とも言えるドラムンベース、ダブステップ、インダストリアルなどを基調にしたアブストラクトなビートに、聖歌やオペラのサンプリングやヴォイス、不穏なストリングス・ループが絶え間なく鳴り響く漆黒のサウンドスケープは、絶望の闇の中から一筋の光を見い出さんとするMattの活動の軌跡の集大成と言えるでしょうか。本当に死にたくなるほどに暗く、重い(笑)。けど、かっこいいんです。往年のファンの方はもちろんですが、それ以上に20歳前後のSALEM辺り好きなインディのお客さんによく売れてます。恐がらずに一度チャレンジしてみてください~。


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DARK DUTCHWIFE / PSYCHIC BEAT DOWN (MIX CDR)

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今回最後のレコメンドは、今月一番の衝撃を受けた作品をご紹介。日本人アーティストです。川崎で活動するHEAVY NOISY BASS MUSIC愛好家/フィメールDJ、DARK DUTCHWIFEのミックスCDR。現在店頭では上のTEFと合わせてプッシュさせていただいておりますが、TEFより更にヘヴィでドープで危険臭漂いまくり。ドラムンベース、ダブステップ、ブレイクコア、インダストリアル、更にはドゥーム・メタル、ノイズ、ハードコアなどまでを縦横無尽にミックスしながら、まさしく"川崎の悪夢"なブルータルでスリリング、そして時折、女性らしく甘美なロマンティックさも覗かせる"DARK DUTCHWIFE ワールド"を演出。JESU~GODFLESH~NAPALM DEATH界隈のユニットや日本のBONANZASなどが好きな方にもぜひチェックしていただきたいです。DVDケースに、ポストカードとバッジも付いた特殊パッケージでのリリースです。


■編集後記■
今年もあと2ヶ月となりました。本当に早いですね。明るい話題がまるでないとネガティヴ全開のこの業界ですが、いやいや素晴らしいアーティストさんと素晴らしいリリースが存在するではないですか。それがある限りはポジティヴに本日も開店~してまいりますよ。微力ながら良質な盤をご紹介し続けることが出来ればと思っております。そんな中セレクトした今月の5枚は、いつにも増してエッジーでダーク全開となってしまいましたが(笑)、キャッチーなもの、しっとりしたもの、寒さを忘れるほっこり盤まで、独自のセレクトにて取り揃えております。店頭でしか味わえない素敵な出会いもあると思いますので、名古屋にいらした際は是非ともお立ち寄りいただければと思います。お待ちしております!
(山田岳彦)


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FILE-UNDER RECOMMEND 【Octorber】
[2010-10-25 12:37]

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DEMONTRE / MASCULIN (CD)

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先月のUN CADAVREに続いての当店レーベルKNEW NOISEのニュー・リリースは、ニューゴシック・シューゲイザーの新星、ロンドンの 3ピースDEMONTRE(デモントレイ)の7曲入ミニ・アルバム。ダウンロードでシングルをリリースしていますが、フィジカルのリリースは本作が初めてとなります。ポストパンク・マナーなタイトなリズム・セクション、フィードバック・ノイズが渦巻く甘美なサイケデリック・ギター、リリカルなヴォーカルが紡ぎ出す、THE BIG PINKやBLONDE REDHEAD、HORRORSのセカンド・アルバムなどの世界観にも通じる耽美的なシューゲイズ・サウンドを展開。海外メディアでは、JOY DIVISION、WILD NOTHING、THE xxの融合とも評されています。薄霧のような幻惑的で美しいWALL OF NOISEに魅了されること必至の自信作です。是非聴いてみてください。


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VARIOUS / GRRRLS TALK (CD)

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渋谷でセレクト・ショップ兼インディ・レーベルVIOLET AND CLAIREを運営するSUMIREさんを中心としたガールズDJチーム、TWEE GRRRLS CLUB。80S-90Sのインディ・レーベルが持っていたD.I.Y.カルチャー/スピリットを今に受け継ぎながら、ガールズらしい視点からTWEE / INDIE POPを発信する彼女らが監修した素晴らしいコンピレーション・アルバム。TWEE POP代表LOVE IS ALLやPAINS OF BEING PURE AT HEART、DUM DUM GIRLS、VERONICA FALLSなど、初CD化&未発表ナンバー含む全19バンドを収録したCDに48ページにも及ぶブックレットが付いたTWEEビギナーからマニアまでをもうならせること間違いなしの充実の内容!このコンピにも収録、VIOLET AND CLAIREから7インチもリリースされているスペインのAIASを引き連れてのジャパン・ツアーも28日からスタートです!


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GOLD-BEARS / TALLY (7inch)

名門SLUMBERLANDやMATINEE、HAPPY HAPPY BIRTHDAY TO MEなどと共に、インディ・ポップ・ファンにはおなじみのポートランドのスモール・レーベルMAGIC MARKER。レーベル設立10周年を迎え更に勢いづくこのレーベルの最新リリースが、当店大注目のアトランタのニューカマーGOLD-BEARSのデビュー7インチ! 初期のMY BLOODY VALENTINEやWEDDING PRESENTのようなジャングリーにかき鳴らされるギターに蒼く切ないメロディで疾走する泣きの青春ファズポップ!B面でゲスト参加している、あのSARAHレーベルからもリリースしていたBOYRACERや、ROCKETSHIP、PAINS OF BEING PURE AT HEARTなんかにも通じます。上記のTWEE GRRRLS CLUBのコンピをきっかけにTWEE / INDIE POPにハマった貴女も絶対チェックでお願いします。


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COASTING / HOT FOR TEACHER (7inch)

このコーナーの第1回目でもピックアップした東京のインディ・レーベルSIXTEEN TAMBOURINESからもリリースしている、NYブルックリン発ギター&ドラムのガールズ・デュオCOASTINGのニュー・シングルが、BEST COASTを見いだしたブルックリンのレーベルGROUP TIGHTENERから登場。DUM DUM GIRLSやGRASS WIDOWなどのファンにもオススメですが、どちらかと言えば、80SのUKインディ色が濃いこの2バンドとは異なり、SONIC YOUTHからBIKINI KILL、SLEATER KINNYなどへと連なるオルタナティヴ~ライオット・ガールの影響が色濃く反映された、ノイズ・ギターが炸裂するエッジーなサウンドを展開しています。メンバーの片割れFIONAはVIVIAN GIRLSのドラマーでもあります。こちらもTWEE / INDIE POPファンにも注目してもらいたいニューカマー。


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WATER BORDERS / AKKO (12inch)

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遂にアルバムをリリースしたSALEMに続けとばかりに登場するゴシック・ポップ勢の中で、WHITE RING、oOoOOと共に注目しておきたいのが、サンフランシスコのデュオWATER BORDERS。当店のお客さまであればチェックしているであろう有名ブログ、ブライトンの20JAZZFUNKGREATSのスタッフが運営するレーベルからのリリースということで注目度も俄然急上昇中。メンバーが影響を受けたと公言する80SグループCOILのゴースト・ヴォイスとインダストリアルが2010年に蘇る、漆黒のダーク・チルウェイヴ・サウンドにズブズブとハマること請け合いです。オリジナル2曲にフロア対応可能な(それでも暗黒度満点ですが笑)リミックス2曲を収録した全4曲。日本だと、CUZ ME PAINのコンピレーションが気に入った方にオススメですね。先日デビュー・アルバムをリリースしたばかりのニューディーヴァGLASSERも参加。


■編集後記■

今月7日から11日まで行われた、当店レーベルKNEW NOISEからもリリースするロンドンのデュオCOMANECHIのジャパン・ツアー。おかげさまで大盛況の内に終了することが出来ました。ありがとうございました。東京公演ではあのカジヒデキさんも急遽飛び入り、「甘い恋人」のデュエットも飛び出すというサプライズも! メンバーもまた来日したいと言っておりますので近いうちに再び実現できればなあと思っております。急に決定したこのツアーの為、とてもバタバタしてしまいお店のことがあまり出来なかったこの2ヶ月。遅れを取り戻すべくガンガン新譜入荷中ですので是非ともご来店ください。ご試聴もほぼ全品可能です。お待ちしております!
(山田岳彦)


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FILE-UNDER RECOMMEND 【September】
[2010-09-21 12:47]

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COMANECHI / DIVORCE / SPLIT (10inch)

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10月上旬に急遽ジャパン・ツアーが決定したTHE BIG PINKのドラマーAKIKOが在籍するロンドン・グランジ・パンク・デュオ、COMANECHI! 当店レーベルKnew Noise Recordingsからリリースされたデビュー・アルバム以来となるニューマテリアルは、グラスゴーのDIVORCEとのスプリット10インチ。これはもう最高の組み合わせですね。MELVINSやMUDHONEYとも比較されるヘヴィなスラッジ・ギターとスクリーム・ヴォーカルでたたみかけるCOMANECHI、トレブリーな痙攣ギターがキリキリと炸裂するNO WAVEパンクを聴かせるDIVORCE! そしてB面では、両バンドが合体してSONIC YOUTHの超名曲「DEATH VALLEY 69」をぶちかましてます! この2バンドでの合同UKツアー直後に、COMANECHIは初の日本上陸を果たします! この10インチ、今月下旬には到着しますので、ライヴの予習のためにも是非チェックをお願いします!


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UN CADAVRE / S/T (CD)

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そしてCOMANECHI以来となる当店レーベルKnew Noise Recordingsの新作がリリースされました! グラスゴーのダーク・ウェイヴ・トリオ、UN CADAVREの8曲入となる世界デビュー盤。同じくKnew Noise RecordingsからリリースされたULTERIORやMICRON SIXTY THREEなどの世界観ともリンクする、ゴシック/シューゲイズ/インダストリアル・ムーヴメントの今後を担う存在として期待されるニューカマーです。吹き荒れるフィードバック・ノイズ、躍動するインダストリアル・ビート、扇動するゴシック・ヴォーカルは、聴くものを一瞬にして凍り付かせるような圧倒的な存在感を放っています。同郷PRIMAL SCREAMの「XTRMNTR」や、A PLACE TO BURY STRANGERS、日本のPLASTICZOOMSなどのファンの方にもオススメです。不穏かつロマンティックな彼らの世界に溺れてみてください。


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PLASTICZOOMS / PLASTICZOOMS×D E R×A STORE ROBOT BOX SET (T-SHIRT+2 DOWNLOAD+STICKER)

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上のUN CADAVREでライナーノーツを担当してくれたSHOくん率いる、PLASTICZOOMS。新編成の6ピースとなって、さらに唯一無比の存在感とスタイリッシュな美意識に貫かれたサウンドを響かせてくれるに違いない彼らからのスペシャル・プレゼント! ULTERIORやDEATH IN PLAINSなど当店とも馴染み深いロンドンのレーベルDISCERROR = D E Rがプリント・デザインを手掛け、A STORE ROBOTがボディ・デザインを担当した超クールなコラボTシャツ、デビュー作「CHARM」に収録されていた「THE SONNETS」のD E Rリミックスとそのヴィデオのダウンロード・コード、更には上の画像デザインのステッカー+αも入った、わずか150セットのみという超限定のボックス・セット! ジャパニーズ・ブラック・ウェイヴ代表、本気で危ないカリスマ集団、PLASTICZOOMSのセカンドステージが始動しました!


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//TENSE// / MEMORY (LP CD)

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HORRORSや惜しくも解散したNEILS CHILDRENなどを契機として、ここ日本でも広く知られることとなったブラック・ウェイヴなアーティストたち。当然アメリカにもそのような連中はアンダーグラウンド・シーンには多く存在しているわけで。その中でも当店が注目しているのが、テキサスの男女デュオ、//TENSE//。彼らはよりダンス指向で、MINISTRYやNITZER EBBなどのいわゆるEBM(エレクトリック・ボディ・ミュージック)サウンド直系! 上のUN CADAVREのようなインダストリアル・テイストもあるけど、もっとビリビリ、キラキラ、ウニョウニョしたシンセ・サウンドは、あのDEAD OR ALIVEの前身に当るNIGHTMARES IN WAXやBLACK STROBEなんかのゴス・ディスコに近くて、レトロだけどフューチャーな最先端ダンス! 自分が若かりし頃、よくディスコでかかっていた気がするけど(恥笑)若い人にこそ聴いて欲しい1枚です!


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MOONHEARTS / S/T (LP)

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黒い連中が続いたので、最後はポップなのをご紹介します。元々CHARLIE & THE MOONHEARTSという名前で活動していたカリフォルニアのガレージ3ピースがシンプルにMOONHEARTSと改名、遂にデビュー・フル・アルバムをリリース。WAVVESやCROCODILESなどの登場以降、所謂サイケデリックなテイストを持ったガレージ・バンドがひっきりなしに登場してくる中、彼らはこのアルバムで確実に頭ひとつ抜き出た感があります。WAVVESにも匹敵する際立つメロディ・センスと次々とたたみかける前のめりな疾走感。全然違うシーンですが、MANDO DIAOやSUGARPLUM FAIRYなんかをソウルフルでパンキッシュにしたような高揚感溢れる1枚。USインディのガレージ・シーンの中で、アルバム全体通して聴けるバンドが少なくなってきてる中、捨て曲なしのこのアルバムはかなりオススメ!!


■編集後記■

急遽決定してしまいました!当店レーベルKnew Noise RecordingsからもリリースしているロンドンデュオCOMANECHIのジャパンツアー。10月7日の大阪を皮切りに、8日浜松、9日横浜、10日東京、11日名古屋の5公演となります。気がつけばもう半月ちょっとしかありませんが、最高のツアーになるよう鋭意準備中です。世界的成功を収めたTHE BIG PINKのドラマーも務めるAkikoさんの超多忙スケジュールの合間を縫っての緊急来日となりますので、ぜひお見逃しなく。詳細はこちら。来日公演のご要望が多かったコマネチが遂にやってきます!たくさんの方とお会い出来ればと思います。お待ちしております!!
(山田岳彦)


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FILE-UNDER RECOMMEND 【August】
[2010-08-23 20:15]

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BLURT / CUT IT! (CD)

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今月はまずヴェテラン & レジェンドの復活作から! サックス奏者であり、詩人としても活動する奇才Ted Miltonが率いるエクスペリメンタル・ジャズ / ポストパンク・バンドのBLURT。あのFACTORYレーベルのコンピにも収録された80年代初頭から活動する彼らの、なんと13年振りとなるニュー・アルバムが到着! James Chance×CAPTAIN BEEFHEARTとも形容されるサウンドですが、サックスが吹き荒れるフリージャズ的アンサンブルとダダイズムの影響下にあるTedのスポークン・ヴォーカルのせめぎ合いは、80年代から変わらずスリリング!! それどころか、アブストラクトなエレクトロニクスも随所に導入され、更にパワーアップしています! 個人的に、THESE NEW PURITANSに多大な影響を与えていると信じて疑わないノーウェイヴなポストジャズ・サウンドをぜひ体験してみてください。


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AUTOMELODI / S/T (LP / CD)

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昨今再評価著しい80年代のミニマル・シンセ / コールドウェイヴものですが、COLD CAVEを筆頭にそのスピリットを継承する連中が多く出てきているのは皆さんもご存じの通り。その中でもNYブルックリンの"それ"系レーベルとして知られるWIERDからアルバムをドロップしたモントリオール出身の彼らは、一際ポップでメランコリック、そしてダンサブル。まるで「COMMON PEOPLE」でブレイクする以前のPULPのような泣きのメロディをフランス語でクネクネと唄いあげるその様は、VISAGEやSOFT CELLの現代ヴァージョンとも言えるほどにロマンティックな素敵シンセポップサウンド! ヴォーカルくんのヘアスタイルもモロ80'Sで、もしかしたらブレイクするかもしれないニューカマーなので今からチェックです!


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FRANK (JUST FRANK) / THE BRUTAL WAVE (LP / CD)

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ミニマル / コールドと言いつつも、あまりそれっぽさが感じられない上のAUTOMELODIと比べ、彼らとレーベルメイトでもあるパリジャンデュオのこの連中は、実にコールドなヒリヒリと質感を持ったサウンドを聴かせています。繊細で陰影のあるメロディを奏でるギターとシンセ、そして淡々としたドラムマシーンによる内省的でダークなサウンドは、Ian Curtisの亡霊を振り払おうとしていた頃のNEW ORDERや、初期のCUREなどにも通じるネオサイケデリックな世界感を演出! アルバム・タイトルから連想されるようなおぞましさよりは、デカダンスという名の夢を見るロマンチストとでも言うべき甘美さの方が際立つ印象です。日本盤リリースも決定したWILD NOTHINGともツアー中なので、上のAUTOMELODIと同じく注目しておいて損はありません!


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DIRTY BEACHES / TRUE BLUE (7inch)

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チラ見では許されない存在感を放つアートワークとともに登場するのは、台湾出身でカナダのモントリオール在住のALEX ZHANG HUNGTAIによるワンマン・プロジェクトDIRTY BEACHES。こちらは、DUM DUM GIRLSとCROCODILESのメンバーによるインディ・レーベルZOO MUSICからリリースされたセカンド・シングル。BEST COASTやREAL ESTATEに代表されるビーチポップをムーンライトの浜辺でノスタルジックに奏でる、まるでサーフするTHE DOORSのような2010年夏の終わりにふさわしいアンセムソング! さらに、SUICIDEとTHE CRAMPSを注入したようなB面曲! 何かが変わるかもしれない予感をびんびんに感じさせてくれるこの1枚、世代を超えて当店爆裂ヒット中です。もう廃盤らしいので急いでくださいー!


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MAZES / CENETAPH / GO-BETWEENS (7inch)

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まだまだとどまる気配のないLo-Fiムーヴメント。UKでそれを先導するのは間違いなくMALE BONDINGだと思いますが、彼らのようなエッジーでジャンキッシュなサウンドとは対照的に、メロディに重点を置いたバンドも数多く存在します。その中でも絶対注目しておきたいのがマンチェスターの3ピース、MAZES! メンバー自ら運営するクラブナイトから生まれたニュー・レーべルSUFFERING JUKEBOXの第1弾リリースとなるこのシングルでも、その類いまれなるメロディセンスを炸裂させております!泣きじゃくる甘ーく切ないA面もさることながら、タイトルだけでニヤリとするカップリング・ナンバーは、まるで初期のTEENAGE FANCLUBやCHOO CHOO TRAINなども彷彿とさせるジャングリー・ポップ大名曲! もうLo-Fiとか関係なしに、10年後も20年後も愛されるギターポップ・クラシックになるんじゃない的な名曲を連発してくる彼ら、絶対に注目ですよー!


■編集後記■
例年にも増して更に暑い暑いこの夏。ただでさえ8月は商売あがったりの月なのに、良作が続々とリリースされ、入荷を抑えるどころか、気が付けばいつもより多い(笑)その中から厳選して今月も5タイトルをピックアップさせていただきました。チェックしていただけたら幸いです。他にも、過去の名作再発なども含めオススメ作品多数ストックしております! 近郊の方はぜひショップへ足をお運びください! 試聴もほぼ全タイトル可能です。遠方の方は通販のご利用をお待ちしております。来月は当店レーベルのKnew Noise Recordingsからの新作もお届け出来る予定です。今後とも宜しくお願いします! (山田岳彦)


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〒460-0011 名古屋市中区大須3-8-14 立松ビル402
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FILE-UNDER RECOMMEND 【July】
[2010-07-13 21:31]

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TOO YOUNG TO LOVE / FLOZEN FIELDS (7inch)

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情報量の少なさゆえ、あまり実状が知られていないイタリアのシーンですが、ニューウェイヴやポスト・パンクに限っていえば、ここでも連載されている大阪のFLAKE RECORDSさんからもリリースのあるDIDのように、グレートなバンドは多く存在します。今回はそのイタリアから2組をご紹介します。まずはツアーも共にしたTHE BIG PINKの曲のタイトルがバンド名の由来と思われるイタリアのニュー・バンド、TOO YOUNG TO LOVE。地元イタリアの2つのレーベルから、ほぼ同時リリースとなった2枚のシングルでデビューを飾ったばかりの今後要注目の3ピースです。THE BIG PINKの耽美シューゲイズに、SALEMのダークなメランコリア、M83のドリームが一斉に闇夜で鳴らされているかのような幻惑的なサイケデリア。LATE OF THE PIERや、THE xxを輩出したレーベルYoung Turksからも注目される彼ら。「DiCiPLiNE」からリリースされているもう1枚のシングルと合わせて是非チェックしてみてください。


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DEATH IN PLAINS / MUSTARD POLO EP (10inch)

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そして、上のTOO YOUNG TO LOVEとも交流の深いイタリア人男性Enrico Bocciolettiのソロ・ユニットがこのDEATH IN PLAINS。IPSO FACTOや当店レーベルKnew Noise RecordingsからもリリースされているULTERIORやMICRON SIXTY THREEなどを輩出したロンドンのレーベルDisc Error Recordingsから2 枚目のリリースとなる最新4曲入EPも入荷中です。こちらも THE BIG PINKの影響が見え隠れしますが、もっとポップでダンサブル。浮遊するシンセのキラキラしたメロディと躍動するダンスビートは、まるでスウェーデンのTOUGH ALLIANCEとCOLD CAVEがミックスされたような、サマーなエコーと耽美なシューゲイズのブレンド具合が絶妙。アンセミックなシンセポップサウンドが、フロアを揺らすこと間違しな1枚です。また彼はヴィジュアル・アーティストとしても活動していて、9月に当店からリリース予定のバンドのMVも手掛けております。


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HEALTH / HEALTH::Disco2 (2LP / CD)

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世界的なブレイクの割には、なぜか日本盤がリリースされないカリフォルニアのHEALTH。初期のデモCDRの頃から応援させてもらってるバンドなんですが、オリジナルのアルバムに追随する形でリミックス・アルバムもリリースしています。シャープなエッジを残しつつも、メロディを重視したメロウなサウンドへと変貌したセカンド・アルバムのリミックス盤がこちら。CFCF、JAVELIN、SMALL BLACK、GOLD PANDA、BLONDES、PICTUREPLANEなど、まさしく2010年のインディディスコなリミキサーの人選には感嘆させられることしきり。初期にスプリットをリリースしていた盟友CRYSTAL CASTLESの参加も嬉しい1枚です。CDにはデータで、アナログにはダウンロード・クーポンで、NITE JEWEL、RAINBOW ARABIAなどのリミックスがさらに12曲も付いてる超豪華仕様。とにかく彼らはライヴが凄いので早く来日して欲しいですね。


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ELECTRICITY IN OUR HOMES / YOU'RE DOING SO WELL (12inch)

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手前味噌ですが、初期の3枚のシングルを収録した日本編集盤のライナーノーツを書かせていただいた、ロンドンのポスト・パンク3ピースELECTRICITY IN OUR HOMES。編集盤を除くと通算5枚目となる12インチは、8月にデビューを控える大注目の新人FLATSのヴォーカリスト、DanくんのレーベルSweatshopの第1弾としてリリース。UKのポスト・パンク連中のなかでは、個人的にFACTORY FLOORと共に絶対外せないバンドの彼らも、初期のソリッドでキレキレな性急かつアグレッシヴなサウンドから確実に進化・深化を遂げています。前作で聴かせた、CANやNEU!にも通じるミニマリズムと、A CERTAIN RATIOやSECTION 25のようなファンクな躍動感をも獲得したバンド・アンサンブル、そしてこのジャケットのようなポップなアート感覚が見事に結晶したサウンドは、ポスト・パンクのファンのみならず是非体感していただきたい大推薦の1枚です。


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BLACK ELEVATORS / Elevator Music (CD)

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そして今月最後にレコメンドする1枚は、遡ること2008年の5月にバンドからダイレクトでストック、当店で激売れした1枚をご紹介。アメリカのバンドながら、当時HORRORSやTHESE NEW PURITANSを中心としたBLACK WAVEな連中の間でも話題沸騰となったオハイオの2ピース、BLACK ELEVATORS! このファースト・リリースとなるアルバムを最後に片割れのドラマーくんが脱退、このCDも再入荷出来ない状態だったんですが、この度そのドラマーくんがめたく復帰、嬉しいことに再び送ってくれました! HORRORSやNEILS CHILDRENのようなゴシックテイストを持った、ワイルドなサイケ・ガレージ・サウンドには震撼すること必至! 天性としか思えないソウルフルで黒いヴォーカルも圧倒的な武器! 初期のHORRORSのファンの方に特にオススメしたい大傑作です。もうバンドの手持ちがほとんど無いようなので気になる方はお早めのご購入でお願いします! アメリカのウェブ・ショップと当店の、世界2店舗のみのお取り扱いとなってます。

■編集後記■
じめじめとした雨模様が続く中、いつにも増して店頭は暇になっておりますが(泣)、おかげさまで毎日バタバタと過ごさせていただいております。当店レーベル "Knew Noise Recordings" の新作も秋に3タイトル決定、レコ屋業務と並行し〆切りと格闘する中、今月16日金曜日には久しぶりに東京へ出向きます。LILLIES AND REMAINSのツアー最終日となる、渋谷ASIAでのワンマン・ライヴにてDJをさせていただくことになりました。たくさんの方にお会い出来たらと思います。是非いらしてください!今後もFILE-UNDERを宜しくお願いいたします!(山田岳彦)


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FILE-UNDER RECOMMEND 【June】
[2010-06-11 14:51]

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THE NEAT / IN YOUTH IS PLEASURE (7inch)

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KAISER CHIEFSのドラマーNick Hodgsonが立ち上げたニュー・レーベルCHEWING GUM RECORDSの第1弾リリースは、自主リリースのデモCD-Rの時点で相当話題になっていた、UKはハルのポスト・パンク・バンド、THE NEATのデビュー・シングル! 初期のNEILS CHILDRENやTHESE NEW PURITANSのファンなら間違いなくストライクじゃないでしょうか。今だ現役のカリスマ・バンドTHE FALL直系の吐き捨てるようなスポークン・ヴォーカル、ソリッドなNO WAVEギター、つんのめる屈折ビートが生み出す、激スリリングなアート・パンク・サウンド! KAISER CHIEFSのような大物が新人バンドを育てていく状況は歓迎すべき。Nickはプロデュースも手がけているようです。


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MALE BONDING / NOTHING HURTS (LP)

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先月のレコメンでも、バンドが運営するレーベルPARADISE VENDORS INCのコンピを紹介しましたが、USローファイ・バンドとリンクするシーンをUKにて先導してきたロンドンのMALE BONDINGが老舗レーベルSUB POPとサイン、遂にファースト・アルバムをリリース! 10タイトル以上に及ぶシングルやカセット・テープで、そのポテンシャルの片鱗を見せていたものの、まさかこれほどとは! とこちらの予想を遥かに上回る、驚嘆せざるを得ない素晴らしすぎる内容! レーベル・メイトのNO AGE以上のサクセスを予感させるポップなフックとパンクとバーストが全編に漲る、まさにこのシーンの決定打となる傑作です! 日本盤リリースも決定!! この勢いで来日して欲しいですね。


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WOVEN BONES / IN OUT AND BACK AGAIN (LP/CD)

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USオースティンのガレージ3ピースWOVEN BONESが、DUM DUM GIRLSとCROCODILESのメンバーによるレーベルZOO MUSICをはじめ、何枚かのシングルを経て、遂にドロップしたデビュー・アルバム。CROCODILES以降、USを問わずそのフォロワーが続々とデビューする中で、初期THE JESUS AND MARY CHAINのフィードバック・ノイズと、THE CRAMPSやTHE GUN CLUBのサイコをミックスした彼らのサウンドは、どちらかと言えばドリーミーなサイケデリアを指向する本家CROCODILESと比べると遥かに暴力的で直接的な破壊力に満ちています。女性メンバーのスタンディング・ドラムもクール! MALE BONDINGのアルバム同様、身体が痺れるカッコいい1枚です。

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THE LUCID DREAM / ERBISTOCK MILL EP (CD)

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そして、そのWOVEN BONESやCROCODILESへのUKからの回答とも言えるニュー・カマーが、このTHE LUCID DREAM。自主製作による限定100枚の4曲入EPがバンドからダイレクトで到着です。SPACEMEN 3、SPIRITUALIZED、GALAXIE 500などに通じる幻惑ノイズと霞ががった淡いサイケデリック・ギターが醸し出す恍惚としたドラッギーな音像。まさに初期のTHE JESUS AND MARY CHAINなフィードバック・ノイズを撒き散らしながら、ジャングリーに疾走するオープニング・トラック「I GOT THE DEVIL」をまずチェック! 実はこの曲、2008年リリースのコンピ10インチに収録されていて、今思えば、実は彼らがいち早くシーンの先を行っていたのかもしれません。

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THE JAMES DEAN SYNDROME / THE/MAN/HIMSELF EP (CD)

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こちらもバンドからダイレクトで入荷のUKの3ピースによる自主製作もの。ライヴのみで販売されていた、3曲入のCDEPにDVDやポスターなんかが7インチサイズのボックスに入ったレア・アイテム。上にて紹介したTHE NEATに通じる性急なポスト・パンクと、テキサスのWHITE DENIMやロンドンのTHEE VICARSあたりを彷彿とさせる、荒削りでソウルフルなガレージ・ロックをミックスした、実に大胆でパワフルなサウンドを響かせています。初期のARCTIC MONKEYSのファンにもオススメしたい期待のニュー・カマーです。THE LUCID DREAMとともに既に廃盤で1回限りの入荷となりますので、お早めにゲットしてください!


■編集後記■
今回で2回目の登場となりますが、今月は、ようやく日本でも注目されつつあるローファイ・パンク~ポスト・パンクを中心としたセレクトでお届けしてみました。インディ・ロックの中でも、このテのエッジーなサウンドはなかなかクラブでもプレイされることもなくて、いつまでたってもアンダーグラウンドな存在ではあるけれど、こういった音楽をお届けできるのもセレクト・インディ・ショップならではの醍醐味であり魅力でもあると思い日々頑張ってます。ちょっとでも興味を持ってもらえたらお気軽にショップにも足を運んでもらえると嬉しいです。当店レーベルKNEW NOISE RECORDINGSの新作も夏~秋にいくつか予定しておりますので、そちらも期待して待っててください!(山田岳彦)


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FILE-UNDER RECOMMEND 【May】
[2010-05-10 11:47]

レコ屋名物バイヤーが選ぶ IN THE CHARTS!! に、名古屋のインディ・シーンを支える名店FILE-UNDER RECORDSが登場です! 独自のセンスが光るセレクトから自身のレーベルKNEW NOISE RECORDINGSの作品まで幅広くレコメンドしてくれました!


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RED DRAPES / ep1 (CD-R)

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当店今月のイチオシです! 自信を持って大推薦します! ロンドンの4ピース、自主リリースによる5曲入デビューEP。HEARTBREAKS、CHAPEL CLUB、THE CROOKESなどTHE SMITHS直系のサウンドを聴かせる若手インディ・バンドが続々と出てくるUKシーンの中でも、楽曲のクオリティ、ルックス共々頭ひとつ飛び抜けた感のある期待のニュー・カマー。ECHO AND THE BUNNYMEN、SAD LOVERS AND GIANTSなど、ネオ・サイケと称された80'sバンドのリリカルな叙情性を携えた情感豊かなメロディとしなやかなバンド ・アンサンブル、そして凛とした佇まいに心奪われること必至。限定100枚のみのリリースで、ロンドンのROUGH TRADEと当店のみのお取り扱いとなるんですが、プレオーダーでほぼ完売らしく当店入荷枚数は極わずか…。今月中旬ごろの入荷予定です。早めのチェックをお願いします!


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DISAPPEARS / LUX (CD/LP)

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暴走クラウト・サイケ・ロックンロール! コアなUSインディ・ファンには馴染み深い、元90 DAY MEN、現THE PONYSと渡り歩くBrian Caseを中心に、BOASのメンバーらが参加し結成されたシカゴ発4ピースのデビュー・アルバム。昨今盛り上がりを見せるリヴァーブ / シューゲイズ・シーンと呼応するように、ゴス・テイストも含んだ重厚なサイケデリック・ギターに、クラウト・ロックの反復ビートをミックス、重戦車の如く怒涛の勢いで押し寄せてくるパワフルかつダイナミックなサウンドに痺れます! 90 DAY MENで提示した、あの孤高の世界感は聴かれないものの、中毒性という意味では同質のものを感じます。どうこう言わずとも自然にテンションがあがること間違いない1枚です! 何も考えずにこの音塊を思い切り浴びちゃってください!


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PROCEDURE CLUB / SLUT FOSSIL (7inch)

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今や飛ぶ鳥を落とす勢いのレーベルCAPTURED TRACKSに匹敵するセンスを持ったレーベルが、まさかの日本から登場するなんて誰が予想したでしょうか。謎の女子2人によるインディ・レーベルSIXTEEN TAMBOURINESの第1弾リリースは、コネチカット州の男女デュオのデビュー作。THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTを始め多くのバンドからリスペクトされるシューゲイザー・レジェンドBLACK TAMBOURINEや、『ECSTASY AND WINE』の頃のMY BLOODY VALENTINE直系のジャングリーなファズ・ポップ・サウンドがキュート! THE PAINS OF~やBLACK TAMBOURINEと同じ名門レーベルSLUMBERLAND RECORDSからのアルバムも決定済み! レ-ベル第2弾のSORE EROS、第3弾のALE MANIAも絶賛入荷中です! とにかくここ日本から突如現れたこのスモール・レーベル、ワールドワイドに話題となる日も近いと思われます。


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VARIOUS ARTISTS / PARADISE VENDORS INC / ITALIAN BEACH BABES COMPILATION / DORIAN (LP)

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今月、SUB POPからアルバムをリリースしたばかりのMALE BONDINGとGRAFFITI ISLANDという、USローファイ・バンドとリンクするシーンをUKにて先導する2バンドがそれぞれ運営するインディ・レーベル、PARADISE VENDORS INC.とITALIAN BEACH BABESが共同でリリースしたコンピレーション・アルバム。その両バンドを始め、収録されている11バンドそれぞれについて説明するスペースは残念ながらありませんが、NO AGEやMIKA MIKO、HEALTHなどが端となってUKに飛び火、アメリカでのCROCODILESやDUM DUM GIRLS、COLD CAVEのデビューと時を同じくして誕生したエキサイティングなシーンを垣間みるには絶好のコンピなのでぜひチェックしてください。確実にシーンは動いているんです!


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COMANECHI / CRIME OF LOVE (CD)

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レコ屋と合わせ、KNEW NOISE RECORDINGSというレーベルも頑張って運営しております。今のところの最新リリースが、THE BIG PINKのドラマーとしても多忙を極めるジャパニーズ・ガールAKIKOちゃんとロンドン・ボーイSIMONによるCOMANECHIの1stアルバム。音の方は、MELVINSやMUDHONEYのようなヘヴィなギターと、AKIKOちゃんのスクリーム・ヴォーカル、パワフルなドラムがロールする、DIYスピリッツ全開のローファイ・グランジ・パンク。日本盤のみに付いているAKIKOちゃん自筆の対訳にも注目! まだ全然未定なんですが、THE BIG PINK、そしてAKIKOちゃんがMALE BONDINGのメンバーとやっているNO WAVEバンド、PREのスケジュールの合間を縫って、なんとか来日公演が実現出来たらと思っています。


■編集後記■
名古屋にお店をオープンして早8年目、レーベルも始めたりで多忙を極めてますが日々楽しくやらせていただいております。今回ご紹介した5枚はいわゆるインディ系ですが、ポストロックやエレクトロニカ、アヴァンギャルド、エクスペリメンタルと、自分のアンテナにひっかかるものはジャンルに関係なくお取り扱いしております。こだわりも勿論必要ですが、オープンなマインドで音楽に接していければと思ってます。店頭では、アナログ、CD共に試聴可能ですので、遠慮なく声をかけてください。皆様のご来店をお待ちしております! (山田岳彦)


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