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ブログ一回目
[2014-05-09 18:56]

「世の中には2種類の人間がいる。ブログを書くヤツとブログを書かないヤツだ。ー掛川正義」

というわけでブログ書かせてもらうことになりました。
きっかけはソロでアルバムを出すにあたってHPでも作ろうかというとこからなんですが、まあ読む人は読むし読まない人は読まないしといった感じで気楽にやっていこうかと。
無論ソロでの事だけでなくてthe band apartの事なども書いていけたらなと思っております。自分にまつわる諸々をそこはかとなく。

今回自身初のソロでフルアルバム、そもそもソロでやってることを知らない方も多いと思うんでアレですが、去年の夏に"sparklers"というミニアルバム出しましてそれまでちょくちょくやってた弾き語りライブの為の名刺代わりにという軽い始まりでした。それが思っていた以上に楽しめたという実感が更に今回のアルバム制作にも繋がったかなと。

まあそうやってアルバム制作決まって、最初にまず思った事は今回は「バンド(the band apart)で絶対にやらなそうな事をやろう」というなんとなく漠然としたテーマを自分の中に持って色々と曲作ったり歌詞書いたり諸々を決めていきました。
それで今回初の試みの一つが「曲を人にアレンジしてもらう」という作業。
これは非常に新鮮な経験で今回は3人のアレンジャーさんに2曲づつアレンジしてもらってます。やっぱり音楽って"それぞれの解釈"なんだなって当たり前の事を改めて感じれて楽しかったです。
10曲中、4曲はセルフアレンジです。なのでアルバム通して結構色が変わって面白いかなと。

今回のアルバム制作、特筆すべきはアレンジしてもらった事もありますがサポートで演奏してもらったお二方です。

まずはドラムに俺の中で"日本のスティーブ・ジョーダン"と呼ばれている「一瀬正和 a.k.a 塾長」氏。アスパラガスには本当にいつもお世話になってるし、対バンもしてもらってます。それで何年前かまだソロで盤を作ることすらフワッとしてた時期に打ち上げの席か何かで「いつかソロでCD作る事があったら是非一瀬さんに叩いて欲しいす」みたいな話をなんとなしに話していたんですが、今回念願叶って本当に嬉しいです。

続いてベース。"口ロロ"以外にも色々なミュージシャンのサポートなどもやっている「村田シゲ(熊枠)」氏。前から一緒にやってみたいとは思いつつ、なかなかアレだったんですが今年の年始にFBYと回ったツアーでFBYのサポート丁度しててつるんだ…みたいな事が決定打かなと。余談ですが、何年前も前にこれもやはりFBYと奈良でライブ一緒にやらせてもらった時もサポートしてて、その日の打ち上げの席でシゲが"平泉成"のモノマネやってて面白がって俺もやってたら、翌日喉潰して医者にかかりました。それはさておき、シゲは同い年だしプレイもすごいしとても光栄でした。ちなみに彼のバンド"口ロロ"のボーカルの三浦康嗣氏にも今回アレンジャーとして参加してもらってます。個人的にかなりツボで最高でした。

そんなお二方とアレンジャーさん、周りの環境、色々変えて作った今作"beside"。
ソロと言えども色々な人達の協力の上に何とか完成しました。
本格的に制作が決まった年始からここまであっという間だったなと。
一聴して頂けたら幸いです。

それじゃまた。(稲川淳二©)