
ベルギーのフェスティバルを終え、その日はフェスティバルの主催者がホテルを予約してくれているとの事だった。今日は車の中じゃなくてゆっくりホテルで泊まれる!って希望を抱いていた。
運転手兼サウンドエンジニアのレスの一言。
「ヨーロッパ大陸からイギリスへのフェリー便が朝4時出発便だから夜走りね。」
。。というわけで、そのまま虚しく希望は去り、ライブを終え、夜走りに。

フランスからドーバー海峡を渡る船へ。この日が信じられないくらいの暴風雨だった。案の定フェリーは激揺れに揺れ、トイレに行ったら、中の水が揺れで漏れ出している。時に何かデカイものにぶつかったのか「ドカン!」って音するし、初めて沈没の危機を感じた。


無事イギリスに到着してから6時間程して今日の土地LEEDSに到着。
LEEDSのライブハウス、「Brudenell Social Club」は、何度もライブで出た事のある毎度なハコ。過去に54-71ともツアーを回った最後の場所でもある思い出のライブハウスであります。
二年ぶりに来たこのハコは改装されてとても綺麗になっていた。匂いは相変わらず臭かったけど。シャワーも新しく新設されたし、楽屋も大きくなったし、トイレに便座もあった。匂いは臭かったけど。音の環境もとてもよかったし、全体的にいいライブハウスです。匂いは臭かったけど。
だいたい半分のツアーを過ぎて、もうパンとチーズとハムに飽き飽きしている僕らはケータリングを見ても、喜べなくなっていた。どこに行っても、ポテトチップスとパンとチーズとハムだから。そんな時、山崎さんがそっと日本から持ってきた簡易みそ汁をテーブルに置いた。
おぉ。。神よ。。
楽屋内で絶えきれなくなった僕らはマグカップにゆっくりとミソをぐりぐり入れ、ゆっくりお湯を注いだ。そして皆でみそ汁で乾杯。ミソカンです。身体中全ての細胞が祝祭をあげてるように心と身体にじんわりみそ汁は染み込んで行った。日本大好き。
僕らがゆっくりみそ汁を味わってる時、フィジックスのドラム、デイブがやってきた。
「なにそのスープ?くさっ!絶対飲みたくないそんなの!」
シャラーップっっっ!!!!
肝心のライブはいいライブだったと思う。何度も足を運んで来た甲斐があった集客に、期待してくれる声たち。みんな良い笑顔で満足そうに踊ってくれいるところを見ると音楽に国境なんて無いんだよな。みそ汁にはあったけど。

そんなこんなでLEEDSライブは終了。とてもいい時間を過ごせました。次はダブリン。まだまだフェリーの旅は続く。
