PREMIUM:ココにしかないレアなオリジナルコンテンツが満載!

ロンドン
[2014-02-18 14:00]

いよいよやってきた最終日。

デンマーク、コペンハーゲンからロンドンへ。

ホテルから空港まで電車で移動。何気にツアーで電車を使う事はほとんど無いので新鮮。

london_dm.jpg


飛行機が2時間遅れていた為この日はリハーサル無しで本番へ挑む事になった。

ロンドン、多分最初に来た時はお客さんなんて数える程しかいなかった。

だが今日はどうだろう?

ワンマンではないとは言え、僕らがヘッドライナーで見事にソールドアウトしている。

地道にツアーし続けたかいがあった。

最初のツアーに出た時はバンド貯金を全部使ってフライト代を出した。もちろん現地でのライブのギャラはほとんど無く赤字。

その後も暖簾に腕押しする様なツアーは続き、これは草木の育たない荒野に種をまく様な意味の無い行為なのでは?と思う事もあった。

しかしそれは意味の無い行為では無く、しっかりと草木は育っていた。

毎回来てくれる人、何年間も待っていてくれた人、LITEを観て影響を受けたと言うバンド、色々な人達がいた。

前回のツアーもどこの場所も結構な集客があったがそれは一緒に回ったダブルヘッドライナーのMAYBESHEWILLによるところも大きいと思う。

今回ヘッドライナーはLITEだけで集客に関して正直少し不安な部分もあった。しかしいざフタを開けてみると全箇所とまではいかないが、各会場僕らの存在と曲を知っている人達であふれていた。もちろん現地のプロモーター、イベンターのおかげと言う所もあるが、単純に嬉しく自信に繋がった。

会場に遅れて着くと既にイベントは始まっていて沢山のお客さんが会場を埋めていた。

london_other.jpg


出ていたバンドはどのバンドも格好良かった。僕らの前のフィジックスはかなりの盛り上がりを見せた。彼らの人気を窺わせる。

london_phb.jpg


そしてLITEの出番。異様なまでの盛り上がり。「Bond」「Gosht Dance」辺りでのキッズ達のモッシュ。日本での僕らのライブではあまり観れない光景だった。ツアー最終日は緊張感が無い演奏になりがちだがこの日はしっかりした良い演奏だったと思う。

london_venue.jpg


最終日と言う事で僕らも混じって写真を撮ってみたがノンとかぶってしまっている。。

楽屋でだらだらとビールを飲みながらスーツケースにパッキング。

ホテルに向かう。残るツアー行程は帰国するのみとなった。


from Kusumoto
LITE: ライト

LITE
ライト

L→R
Akinori Yamamoto (Drums)
Nobuyuki Takeda (Guitar)
Kouzou Kusumoto (Guitar)
Jun Izawa (Bass)
2003年結成、4人組インストロックバンド。独自のプログレッシブで鋭角的なリフやリズムからなる、エモーショナルでスリリングな楽曲は瞬く間に話題となり、日本のみならず海外レーベルからのリリースや、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでツアーを成功させるなど国内外で注目を集めている。2010年には、TORTOISE,The Sea and CakeのJohn McEntireを迎えてレコーディングされた「Illuminate」、今年3月にはNY のポストロック・バンドMICE PARADEのCarolineをボーカルに迎えた楽曲を収録した「past,present,future」を自主レーベル【I Want The Moon】よりリリースするなど、近年盛り上がっているインストロック・シーンの中でも、最も注目すべき存在のひとつとなっている。
MONTHLY ARCHIVES
SEARCH