盆 to be wild。
ということで先祖へのリスペクトも込めて孤高の虎たらんとする当サイファイ。
明日は終末ヒロインavengers in sci-fiが誇る"不動のセンターナデシコ"モトチン主催のフットサルにて強引なドリブルをかましてくる予定。(雨天無期延期)
明日の試合ではツアー中の過酷な機材運搬活動により強靭なフィジカルを手に入れた宮下"二枚刃"智史が「切れてる!切れてる!」というオーディエンスの後押しと共に、強烈なカミソリタックルを見舞ってくることが予想されるため、今日はそれに耐えうるフットサルシューズを求めてストリートのならず者と化して来ました。
ということで以下そのレポート。
フットサルシューズを求めてやって来たものの、フルコート用のスパイクを見て重厚な皮革の艶と機能性の追求から必然的に導き出されたフォルムに、サッカー部時代(暗黒時代という説も有り)を思い出しつつやはりいいなと見とれることしばし。ランニングにも転用できそうなフットサル用よりもスパイクこそが、その中でもハイテク化の一途をたどる新世代よりも旧世代のクラシックなモデルこそが自分にとってのサッカーシューズなのだなと。
何より感慨深かったのは当サイファイの愛用モデル(正確にはより安価な後継の血縁モデルだったが)であったadidas社製の名作"コパ・ムンディアル"が、カラフルに彩られた近未来的な新作の中に混ざってポケベルが鳴らなかったり、A.I.SHI.TE.RU.のサインを送りあったりと色々めんど臭え時代のまま取り残された三葉虫のような姿で今なお棚の一角を占めていたことであった。
"コパムン"をこんなにも愛おしく感じたのはきっとそれに若かりし十代の日々を重ねたからだろう。
当時一世を風靡した旧世代がハイテクな新世代達にすっかり取って変わられ、今や自分が慣れ親しんだクラシックな形状のモデルがすっかり姿を消してしまったという現実に、楽しかった思い出も辛かったこともやがて記憶から忘れられて行くということを思い知らされてしまったのだ。
それにしても思い出というのは罪な奴である。
「ボールを持ったら一直線。ちんけなフェイントも小細工もいらねぇ。」
と日向君ばりに青春というピッチを駆け抜けた、、、とかそんな良いもんではなく、顔面ブロックかました後の石崎君みたいなツラしてちまちまこぼれ球を拾っていたはずで、大事に取っといたところでトラウマに苛まれるだけなのだが。最も身近な風化現象。
ということで人生とはサッカーそのものである。怪我が怖けりゃサッカーも人生もやめちまえである。一匹の虎となった当サイファイは明日、日向君のようにピッチを強引に切り裂けそう。が、明日の予報は雨。それもまた人生である。
それではまたこの広いブログ(フィールド)のどこかで。
↓ 写真は「私が古くなるじゃない。」と言いたげなコパムン。