New Audiogram : PREMIUM : FUJI ROCK FESTIVAL '08

前夜祭!
[2008-07-24 23:44]

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会場の中に入ると既に多くのオーディエンスが集まっており、否が応でもでも感情は高ぶる。
「また今年もこの時が来たんだ…」と。

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会場内を見渡せば、毎年おなじみのお店やブース、オブジェなどがあり、それらを見ると改めてフジロックに来たんだと実感する。しかしオーディエンスたちはそんなことは当たり前かのごとく、それぞれ思い思いに楽しんでいる。

そうだ!日本にロック・フェスティヴァルは完全に根付いているのだ。

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そして、頭上には何発もの花火が打ち上げられた。いよいよ前夜祭の始まりである。

毎年、前夜祭の出演アーティストはシークレットなので事前に発表されず、当日の会場のみで発表されるのだが、会場入り口に貼られたタイムテーブルを見て驚愕。今年は豪華すぎないか!?

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DJ MAMEZUKAのDJから始まり、まずはバスクからの刺客、BERRI TXARRAKが登場。メタルやハード・コアを通過したであろうハードなサウンドにエモーショナルなヴォーカルがのる。ATDI的でもあるそのサウンドはここ日本でも他の欧米のバンドなどにも引けを取らず十分通用するだろう。実のところ今回初めて耳にしたが、本国では既に結構な人気らしい。気になる方は要チェックです。
そして、またDJ MAMEZUKAを挟み、次はロック・バンド日本代表BRAHMANが登場!これにはオーディエンスたちも、ものすごい歓声でバンドを迎える。昔の楽曲が多めのセットで最近の彼らのライヴを見ていなかったであろうフジロッカーズたちも大爆発!25分という非常に短い時間だったが、大変充実したライヴをみせてくれた。
BRAHMANのあとに登場したDJはナ・ナント石野卓球!たとえ出演が明日に控えていたとしても、バンドとバンドの転換時のDJを彼が務めるなんて、まずありえない。フジロックだからこそ実現できたのであろう。もちろんDJプレイはいつもの卓球印サウンド。レッドマーキーがいつの間にかWIREのフロアに見えるくらいだった。
そのあとに出演したのはTHE BEACHES。前の2アクトがああだっただけに、実のところ演奏始まるまでは正直結構アウェーなんじゃないかと感じでいたのが、実際は演奏が始まったら全くそんなことはなかった。彼らの脳天直下型超アッパー・サウンドは、いいものはいいと判断できる耳を持ったフジロッカーズたちには十分なほど届いていたようで、レッドマーキーの外のオーディエンスまで踊りまくっていた。すばらしいライヴだった。
最後に登場したのはオーストラリアのガレージ・ブルース・デュオTHE FUMES。彼らのレイドバックしたサウンドは前夜祭のトリとしてはピッタリで明日の本編につながるナイスな人選でした。

前夜祭はステージ前の撮影がNGということでライヴ写真がありませんでしたが、明日からはアーティストごと多数のライヴ写真を使ってライヴレポートして行く予定ですので、お楽しみに!!では、また明日。