New Audiogram : PREMIUM : FUJI ROCK FESTIVAL '08

Underworld; @ GREEN STAGE
[2008-07-26 23:35]

080726_underworld_01.jpg
080726_underworld_02.jpg
080726_underworld_03.jpg

テクノを出自としながら、スタジアム・クラスのエンターテイメント性高いライヴ・アクトでロックファンにも確固たる人気を築いた彼らなら、2日目グリーンのヘッドライナーに異論はない。「Crocodile」を皮切りに、カール・ハイドはギターを抱えて登場。あまり動き回らず、全体としてもド派手な効果は抑えられ、ミニマルな展開が続く。「Two Months Off」では巨大な風船の柱?が何本もステージに立ち上がり、ランダムに倒れまるで廃虚のようなセットとなるなど、スクリーンに映し出される映像も含めたアナログ感が、彼らの先鋭さを際立たせる。「King of Snake」「Boy, Boy, Boy」「Born Slippy」といったヒット曲もまた、ジワリとくるストイックな質感が前面に押し出されているものの、爆発的な盛り上がりはやはりさすがの一言。「Jumbo」で大小の丸い風船が続々とフロアに飛び込む光景は、全てのオーディエンスに真夏の夜の夢のごとき忘れられないプレゼントとなったことだろう。

080726_underworld_04.jpg
080726_underworld_05.jpg