初日2日目とうって変わって強い雨が降る苗場、REDを轟音で染め上げたdowny。フロアの盛り上がりからも、復活以降の活動にどれだけ注目がよせられているかが分かる。ちょうど昨日の同じREDに出演したTHE NOVEMBERSのアルバムの楽曲を青木ロビンがプロデュースしたのをはじめ、多くのアーティストからリスペクトされ、おそらく彼らの構築されたサウンド・プロダクションとインディペンデントな活動スタンスがなかったら現在のシーンはなかったということも実感する。「Δ」「左の種」といったこれまでの楽曲を含めたパフォーマンスで、映像とのシンクロそして劇的な曲の魅力は本当に色褪せないと感じる。 終盤にさしかかり「初めてのフジロック、また出してねって感じで」と青木が語る。イノヴェイターであり、ヒリヒリとしたノイズを発信し続ける彼らを今度はWHITEそしてGREENのデカいステージで観られることを期待しよう。