「おはようございます! 最高の朝ですよ! 朝っぱらからロックンロール・パーティはじめましょうか!」深い緑に囲まれたWHITE STAGEにROYの塩辛いヴォーカルが遠くまで響いている。
粗野なガレージ、ブルースをエンターテイメントとしてお茶の間まで届ける彼らの評価と人気を確固たるものとしたアルバム『THERE'S NO TURNING BACK』。そこから「HOT DOG」、「KEEP YOU HAPPY」そして共にパーティできることへの感謝が込められたマージービート「I WANT TO THANK YOU」と次々プレイされる。
マイクスタンドを蹴散らさんばかりのJIMの酔いどれギター、オーディエンスからのMARCYコールに寡黙なドラマーが思わず見せためちゃくちゃ爽やかな笑顔、ラストのTAXMANのワッショイ締めまで、今年のフジロックのスタートを賑々しく飾るステージだった。
(KK)