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第3回目は1月23日にニュー・アルバム『音楽の子供はみな歌う』をリリースするサンボマスターの山口隆にクローズアップ!彼のライヴの使用機材を解説!
まずはギターから。 メイン・ギターはおなじみGibson Historic 1960 Les Paul Special Single Cutaway【写真1】。 定番のTVイエローのカラーリング。ピックアップはフロント、リア共にP-90を搭載し、ブリッジはワープアラウンド・ブリッジ/テイルピースを採用している。彼はほぼオリジナル・スペックのまま使用しているようだ。 サブはGibson Les Paul Junior Special Faded【写真2】。 カラーリングはウォーン・チェリー。ピックアップはP-90とメインと同じだが、ブリッジはチューン・オー・マティックで、ストップ・バー・テイルピースを搭載している。コチラも表立ったカスタマイズは行なっておらず、オリジナル・スペックのままのようだ。 |
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続いて、アンプ【写真3】。 Fender Custum Shop製のTone Master(100W)と12インチのスピーカー4発入りのエンクロージャー。現在は生産中止されているモデルで90年代にごく少量出荷されたレア・モデルだ。A・Bの2チャンネル仕様で主にAはクリーン・サウンド、Bはオーヴァードライヴ・サウンドとして使用される。彼はBチャンネルを使用している模様。 |
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そして、足元のエフェクター【写真4】。 なんと、Xotic RC-BoosterとKORG DIGITAL TUNERの2台のみ。 Xotic RC-Boosterは原音を損なうことなくクリーン・ブーストさせるエフェクター。4つのノブは全てガムテープで固定しており、基本的に常時オンにして使用しているようだ。ケーブルにはProvidenceを使用している。 |
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全体的にシンプルなセッティングだが、見習うべきところは多い。 エフェクトで音を変えるのではなく、ピッキングのニュアンスで音を変えて、演奏にダイナミクスを持たせ、楽曲に表情をあたえるようにしているのだろう。 ギター本来のサウンドを重視し、その個体それぞれの良さ・特徴を出すようなセッティングだといえる。 |
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