2012年もあとわずか!! 今年もNew Audiogramになじみの深いアーティストの方々に今年のベスト3作品を挙げていただきました!! 彼らがこの1年どのような音楽を聴いてインスピレーションを受け自分たちの音楽を生み出したのか、非常に興味深いものになっております。 ぜひチェックしてみてください!! Q1. 2012年に発表された作品でBESTだと思うものを3枚挙げてください。また、その選出理由もお答えください。 Q2. あなたにとって2012年とはどんな1年でしたか? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■2012年はどんな1年でしたか?
個人的にはとても濃い、とにかく動き続けた一年でした。二枚のCDを発表し、フェスへの出演や、初めての事や挑戦が多かったです。そうした中で、これまでとはまた違った、音楽の楽しさや喜び、難しさや苦しさを知りました。メンバーみんなで、時にはぶつかったりしながらも、より一層強く音楽に踏み込んでいった年だったと思います。来年はさらに深く、濃い一年にしたいと思います。
■上記、3枚を選んだ理由は?
なんというベスト3でしょう(笑)2012年は注目すべき作品、重要な作品がありすぎてベスト3におさめるのはかなり至難でした! なのでそれらの点も踏まえたうえで、個人的に好きなアルバムベスト3をランキングしました。1位はスピッツ! 『おるたな』はカヴァーやカップリングで構成されたスペシャルなアルバムです。スピッツのバンドとしての実力と質の高さを改めて実感させられること間違い無しの一枚。全曲いいです。スピッツというフィルターを通してそれぞれの曲が新たな表情をみせ輝きだしました。ずっと聴ける素晴らしいアルバムです。2位はグリズリー・ベア!言わずもがなですがこれはやばいです。緻密でモダンでノスタルジック。景色がみえます。かっこいい!ジャケもかわいくて思わず飾っちゃう!超おすすめ! 3位はエクスラヴァーズ!なんなんでしょう、このみずみずしさ。聴いてるはしからガラスがくだけて刺さるみたいな、刺さったとたん水になるみたいな聴感。清涼感と疾走感が最高! ■2012年はどんな1年でしたか?
2012年は怒濤の年でした。多忙な中に喜びや楽しさを見いだせたのは良かった。しかし、忙しさにかまけておろそかにしてしまったことがたくさんありました。2013年はその罪ほろぼしと新たな目標に向けて邁進していきたいです。
■上記、3枚を選んだ理由は?
2012年、レコーディング中やツアー中など、特に何度も再生されていたCDたちです。ずっとリピートして聴いていても飽きずに自然と体に深く馴染んでくるような音楽を今年は良く聴いていました。自分達の作品を作る上でもサウンドやアレンジ等でとても影響を受けたCDたちだと思います。 ■2012年はどんな1年でしたか?
初めてのシングル、初めてのライヴDVD、アルバム、2本のツアーと音楽三昧な一年でもあったと同時に、自分がどう在るべきか、音楽とどう向き合うべきかを昨年以上に考えさせられた一年でした。迷った時、音楽の持っている力が沢山の「光」となっていろんな道を照らし出してくれた一年で、その「光」によって救われた一年でした。
■上記、3枚を選んだ理由は?
『Making Mirrors』→サウンド、声、メロディー。どれをとっても好きなアーティストを久々に見つけました。 『Noctourniquet』→やっぱり独創性が凄いです。どこをどう聴いてもマーズ・ヴォルタ。 『Idler Wheel』→フィオナ・アップルは久しぶりに聴いたんですが、歌がやっぱり素晴らしいです。 ■2012年はどんな1年でしたか?
アルバムを出してツアーで全国を回ってと、いつも通り充実したバンド活動が出来た一年でした。
■上記、3枚を選んだ理由は?
『Trouble』→エレクロリックミュージックと歌が上手く融合されていて、かつ遊び心も、哀愁感も共存してる素晴らしいアルバム。 『Pink』→残念ながらエレグラに行けず、悶々とした気持ちを消化するために良く聴いていた一枚。いつもよりもフロアライクな攻めの姿勢が感じられるところも良い。 『Laughing At Clouds』→これはアルバムではないのですが、来年に是非、アルバムを出してもらいたいアーティスト。土着的でも機械的でもないグルーヴに、次世代の匂いを感じる良いトラック。 ■2012年はどんな1年でしたか?
2011年度の経験や出会い、2012年1月に行ったヨーロッパ旅行などのインプットを経て、怒濤のようにアウトプットし続けた一年でした。ZEPPツアーやフェス、イベントへの参加、ドラマやCMへのタイアップ楽曲制作など、今までよりもより多くのリスナーへベクトルを向けた活動をしてきた印象が強いです。今まさに、2012年の活動の集大成的な新しい楽曲をカタチにする作業に取り組んでいますので、来年を楽しみにしていて下さい。
■上記、3枚を選んだ理由は?
『Last of The Gentleman Adventurers』→UKネオアコ・レジェンド、ジャズ・ブッチャー!12年ぶりの新作、12年ぶりの来日公演に感涙。嬉しくて泣いてばかりでしたよ~。 『Born To Die』→自らを『ギャングスター風ナンシー・シナトラ』と。美しく退廃、そして僅かにロリータ。ラナ・デル・レイ登場! 『LOVELY』→GIRLSなどの登場で沸くNYローファイシーンにポップな風穴!弾ける!夢見る!甘酸っぱい、、全てを満たす多彩なポップセンス。U.Sインディー・パワーポップ・デュオ。デビューアルバム。エース級キラーチューン『Nervous』サイコーです。 ■2012年はどんな1年でしたか?
2012年は、わたしにとってU.Kインディー激アツな年でした。フジロックのストーン・ローゼズ、12月に来日公演を果たした、ジャズ・ブッチャー、10月に来日公演を行った、モノクローム・セット!サマー・ソニック2012で観た、キャスト!オリンピックもロンドンだったし、、『2012年はU.Kな年!』ってことで(笑)
■上記、3枚を選んだ理由は?
最近は打ちこみものをあんまり聴いてなかったですが、これら良かった。曲がいいし、リラックスしてきける浮遊感が漂っている。ヨレヨレした打ち込みがいいですね。 ■2012年はどんな1年でしたか?
40歳の記念に自分のソロや本を出したり出来て良かった反面、体調を壊しがちだった。そういう年齢になった事を身をもって知る事に。毎年そうですが、健康第一に色々な事を振り切ってやっていきたいと思ってます。2013年も優しくしてください!
■上記、3枚を選んだ理由は?
『Centipede Hz』→普通にファン。結構ここまでファンになるのは自分では珍しいんですが。 『Eric Satie by Michel Legrand』→ひたすらにGymnopedie No.1。研ぎすまされておかしくなっちゃいそうです。 『Riposte』→リリースは今年じゃないみたいですけど、今年なんだかんだ聞きました。やっぱりアイデアですね。 ■2012年はどんな1年でしたか?
人生、山あり谷ありの「谷」(笑) それも自ら谷に降りて行きました。音の無い世界。でも行ってみたらなんだかんだ秋の渓谷の紅葉を楽しんで来ちゃった感じです。山に登る価値を改めて実感したし、色々なものに優先順位をつけられました。来年は地道に五号目(そこまでバス)から始めたいと思います。
■上記、3枚を選んだ理由は?
ダブステップを崩し重く幽玄に突き詰めたAndy Stott、ドープな音は中毒性があり危険でした。 PredawnをボーカルにフィーチャーしたRayons、二人のマッチングが生む幻想的でシネマチックな世界に陶酔しました。 伝家の宝刀ラップ・ボーカル復活のWhy?、唯一無二のエクスペリメンタル・ポップに感涙します。 ■2012年はどんな1年でしたか?
3年ぶりのent作品リリースに始まり、東北ライブハウス大作戦の弾き語りツアー、ストレイテナーのアコースティックアルバムとツアーと、音楽の表現の幅が広がった一年でした。印象的だったフェスは復興の気仙ロックフェス、故郷長崎に錦を飾ったスカイジャンボリーです。ドラマ勇者ヨシヒコとのコラボも面白かった。良い年でした。
■上記、3枚を選んだ理由は?
2012年はアウトプットイヤーだったので積極的に音楽を聴かなかったが、友人知人ミュージシャンからの頂き物である1と2はずいぶんリピートした。どちらも嫉妬するほど良い。 ストーンズはベストだが新曲が最高。この70前後のジイさん達の瑞々しさたるや、最高。 ニールヤング&クレイジーホース『サイケデリックピル』の頑固一徹っぷりも良かった。 ■2012年はどんな1年でしたか?
モーサム2年ぶりのアルバムも出せたし、百々ソロも出せたし充実した一年だった。 |
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今年発表されて聴いたCDの中で好きだったものです。個人的には少し落ち着いた雰囲気のある音楽を好んだように思います。