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BRAHMANのニュー・アルバム『超克』。前作から5年ぶりというブランクは気にならず、震災後以降劇的に変化した活動に対しても矛盾を感じない、今あるべき姿をさらけ出した傑作だ。そしてそれは「18年前からずっとそうだった」バンドの原点でもあるのだろう。すでに高い評価を得ている本作について、またTOSHI-LOWの現在について、改めて問う。

Interview & Text : Eriko Ishii
超克 / BRAHMAN
【初回限定盤CD+DVD】TFCC-86425 3,500yen (tax in)
【通常盤CD】TFCC-86426 2,625yen (tax in)
【限定アナログ盤12inch】PPTF-3859 3,000yen (tax in)
2013.2.20 on sale
Choukoku - BRAHMAN
  1. 初期衝動
  2. 賽の河原
  3. 今際の際
  4. 露命
  5. 空谷の跫音
  6. 遠国
  7. 警醒
  8. 最終章
  9. Jesus Was a Cross Maker
  10. 鼎の問
  11. 霹靂
  12. 虚空ヲ掴ム
「初期衝動」 Music Video
<BRAHMAN 『超克』 Interview>
──今日の午前中は仙台にいましたよね。小学校に行ったそうで。
TOSHI-LOW:
昨日仙台のTOWER(RECORDS)のイベントだったから、その帰り道。ずっと来てくれって言われてたんだわ。AIR JAMの時に来てた小学校の先生がいて「授業やってくんないか」って。社会授業みたいな。ボランティアとか働いてる人に来てもらって話を聞くっていう。
──相手は「BRAHMANのTOSHI-LOWさんだ」とは思ってないんでしょ。
TOSHI-LOW:
知らん知らん。なんか先生が好きで、すげぇすげぇって言ってるけどよくわかんないオジサン(笑)。でも最後なついてくれて。今の小学生ってすげぇクールなんじゃないかなって思ってたけど、俺が思ってるよりも全然熱いし人間っぽいんだなって。
──どんな話したんですか。
TOSHI-LOW:
なんでボランティアやることになったかっていう震災以降の流れ。自分が音楽をやってる中で、いろんな繋がりが出てきて。それはバンド同士もそうだし、ファンの人にも知ってもらって支援物資を募ることもそうで。で、被災地に持ってきたんだよ、っていう話を。それを聞いて今度は子供たちが班でいろんなこと考えて、次に質問をされるっていう。6年生だけど鋭いこと言われんだよね。「生き甲斐ってなんですか?」「本物ってなんですか?」とか。
──怖っ(笑)。楽しんでますか、そういう活動も。
TOSHI-LOW:
……楽しいって言葉は違う気がするけど。でもさ、緊張したりびっくりすることって大人になるとあんまりなくなるじゃん。今まではそういうの面倒だなと思ってたけど、今は、もしかしたら何か勉強になるんじゃないかなと思って。とりあえずやってみようと思ってる。で、行ったら行ったで、やっぱいい経験させてもらったなって思えるから。
──音楽人、バンドマンとして考えた時に、これはやらなくてもいいんじゃないか、と思うことはない?
TOSHI-LOW:
……したら、もう弁当も作んなくていいし、家の掃除もしなくてもいいしさぁ。でも結局は風呂磨いたり靴洗ったりしてるから。そこをあんま切り離してないんだよね、今は。他の人からどう見えるかわかんないし、もちろんそういう家庭的なことが邪魔になる人もいる。それをわかったうえで、今はいろんな活動に対してすごくフラットに、ちゃんと興味を持って向き合える。無理してやってるわけじゃないしね。
──逆に、ボランティアや支援活動が音楽にフィードバックされると感じることはありますか。
TOSHI-LOW:
やっぱり自分の人生上で起きることは、すべてそこに戻っていく、注ぎ込まれていくんだろうなとは思う。だから「こっからここまでが音楽、こっからこっちは表現ではない」とか、そういう区切り方がすごくナンセンスだなと思っていて。それをやっちゃうと……例えば、音楽で影響を受けた人のことじゃないと俺は詞に書けないのか、みたいな話になっちゃうから。
──この前、甲本ヒロトさんにインタヴューして。「音楽と、生活は違うものだ。音楽の前にはすべてちっぼけなものなんだ」と言い切ってましたね(『音楽と人』2013年3月号)。
TOSHI-LOW:
うん、俺もそれ読んで、すごく腑に落ちる意見だった。それはそれですごくカッコいいよね。ロックンロールの前にすべてのものはちっぽけだって……うん、いいなぁ。俺そう言えないもん、やっぱりもう。
──真逆だなぁと思って。TOSHI-LOWくんは生活すべてが、家で飯作ることや被災地で誰かと話すことも音楽に繋がってる。
TOSHI-LOW:
うん。結局ステージはそれが滲み出る。いくら切り離そうとしても切り離せないって俺は感じてしまうし、他の人のステージを見ても、ちょっとした表情とかにそれを感じるから。もちろんね、ステージに出るまで自分をすごく作り込んで、キャラ設定をするのは否定しない。それぐらいしないとハッタリも効かない場所だから。で、俺も非日常に憧れていたり、ステージをすごく高みに感じていたのは事実なんだけども。ただ、やっぱり、やればやるほど自分の足が地に着いてる部分しか出ないなと思ってる。
──なるほど。そして今、生活自体がものすごくめまぐるしいですよね。「霹靂」以降、リリースがこれだけ早くなったのは無関係ではない?
TOSHI-LOW:
「霹靂」が出たことによって、なんかこう、自分で取り戻したっていうのはある。自信を取り戻したっていうと違う気がすんだけど。もっかい新しく自分で意味を感じ取ったり、逃げてた自分に気づくことでがすごく多くて。それで、ボランティアとか支援活動とか、さんざん音楽的じゃないことをやりながら、バンドやりたいな、ってもっかい思った。歌も歌ってみたいなって。歌ってたはずなんだけどね。改めて、すごく音楽をやりたくなったというか。
──それは、新曲を作りたいな、という気持ちも含めて。
TOSHI-LOW:
うん。新しい響きっつうか、新しく自分で打たれる曲を聴きてぇなって。あとパーツっていうか、素材がなかったわけじゃないからね。散らばってるものはいっぱいあったし。でも……それをまとめあげるのは大変だった。今回はほぼ、作った時にみんなできなかったね。これで完成形、っていう時に、ちゃんとみんなできない。
──……難しいってこと?
TOSHI-LOW:
うん(笑)。互いの力量もあるんだろうけど。でもみんなが、自分がやれる範囲よりも上の設定を出してきた気がする。もうちょいラクなテクニックで収まるものでやっても良かったはずだけど、そこを一個、みんなが越えようとしてて。だから曲ができた瞬間、みんな隣のスタジオ行って一人で「できねぇ、できねぇ!」って個人練習(笑)。それがすごい多かった。
──別に、ものすごい新機軸に挑んだわけじゃないでしょう?
TOSHI-LOW:
そうなの。でもやっぱり、そういう姿見てると、一人ひとりが自分の大きさに甘えてなかった気はするよね。やりやすい、自分に合う形って絶対あるの。手癖だったり、俺節だったり。それを今、もう一個超えてみたいっていう意志は感じてたな。俺も、歌詞をここまで突き詰めたことあんのかな?っていうくらい精査したし。自分がやれることに対して、みんなどこまでも一生懸命だった気がする。
──それは言い方を変えると、理想、原点をもう一度ちゃんと鳴らしたかった、ということになりますか。
TOSHI-LOW:
え……どういうこと?
──いや、ファースト・アルバム聴いた時のことを鮮明に思いだしたんですね。もちろんハードコアな強さは格段に違うんだけど、パンクでありワールド・ミュージックであるというサウンドの成り立ち。しかも「はい、ここにオリエンタルなフレーズ導入しました」みたいなあざとさなしに、すごく自然に鳴っているという。これはBRAHMANの原点ですよね。
TOSHI-LOW:
うん。……結果でも、それ以上にやりたいことってあんまない。一番始めにRONZIと話したことしかないっつうか。「すげぇガーッとしてるけど、切なくて土臭くて、民族音楽みたいなのが入ってて、でも最終的にはやっぱりパンクである」っていう。そういうのから一度も離れてなかった気がする。
──今改めて質問しますけど、なぜワールド・ミュージックの要素を欲したんですか、BRAHMANは。
TOSHI-LOW:
多分、都会的なものとか西洋的なものだけではない、土着のもの、土臭いもの。そういうのに人間的な何か、人間的な風合いを感じていたのと。あと単純にミクスチャー全盛期だったから、なんか混ぜちまうべ、みたいな(笑)。その選択肢がワールド・ミュージックだったんじゃないのかなって今は思う。
──なるほど(笑)。ちなみにファーストの時に同じ質問したら「それは他のロックバンドに『なぜロックなんですか?』って訊くようなものじゃないでいすか?」って言われた。
TOSHI-LOW:
……感じ悪いねぇ、俺(笑)。ゲンコ食らわしてやりたいね。
──なぜ民族音楽なのか当時は私もわからなかった。でもその理由はどんどん鮮明になってきた気がします。やっぱり都会的・西洋的な場所よりも、命をつないで生きてきた人の顔が見えるんですね。おばあちゃんの代からずっと受け継がれてきた命と、伝統と、旋律や方言があって。
TOSHI-LOW:
うん。その土地でなければ出てこなかったものだよね。口承されていったものの意味というか。そこに言語を超えてグッとくる何かがあるんだよね。別に俺の地元がそうだったって話じゃないけど、デジャヴというか、俺自身のふるさと感なんだと想う。寂れた田舎の風景。薄暗くて郷愁のある景色というか。もちろんね、都会のド真ん中で夜景を見るのもいいと思うんだけど、俺はやっぱ、どうしてもそっちに心が寄せられてしまうから。
──ワールド・ミュージックって、いわば辺境の音楽で、欧米ポップスのスタンダードを跳ねつける反骨心も実はある。それはTOSHI-LOWくんの中にもある感覚じゃないかと思うけど。
TOSHI-LOW:
あぁ……まずみんなが行くと行かないっていうタイプだったから。ビートルズ知らないっつうのもあるし。まぁ聴けばいいに決まってんだろうけど、でもなんか、大きなものにずっと巻かれないようにしてんのかも。わかんないけど。でもハッキリ言えば、そういうのに似たようなものを歌って名声を得たとしても、あんまり面白味を感じないんだろうとは思う。やっぱ小さいものがデカいものを倒したり、弱い奴が強い相手ひっくり返したり、そこに凄いロマンを感じちゃうほうだから。初めから選び方がそうなんだよね。これがスタンダードって言われるだけで「あぁ、じゃあいいわ。横から行くわ」みたいな。
──バンド名もそうだよね。英語じゃなくてBRAHMAN。
TOSHI-LOW:
そうそうそう。英語っぽいけど違うっていう。だからHi-STANDARDとは付けないねぇ(笑)。俺らごときではおこがましくて。はははは。
──独特の日本語、パッと見は読めないくらいの感じを使う歌詞の書き方も、そういう考え方の延長ですか。
TOSHI-LOW:
や……より簡単になったと思うよ? わかりやすくなった。芸術点として詩を考えると、同じ言葉は使わないとか、行間とか長さも含めて考えるけど。今回は自分の中にどんだけグッと深く入る言葉かっていうのを徹底的に考えた。適当に、語感がいいからここに置きました、ってことでは成り立たなかったし。ほんとにこの意味を伝えるときにこの言葉でいいのかな、って。
──それは、しっかり伝えたい、という気持ちとイコールなんですか。
TOSHI-LOW:
……納得したかったんだと思う、自分に対して。伝える、伝えたいっていうのはやまやまだけど、それが一番ではないんだよ。自分がまず一番納得したい。自分自身に伝えたい。この言葉で本当にいいんだな、って思えるものを出していきたくて。俺も普段は詞の説明はできるだけしたくないし、受け取った人が勝手に想像してくれていいと思ってる。ただ今回は、曖昧なまま「どっちに取られてもいいですよ」みたいな感じではないというか。
──わかりやすくなったし強い言葉が増えたなと思いながら改めて熟読すると、やっぱり読めない漢字が普通にあるんだよね。
TOSHI-LOW:
でも、造語じゃないから。
──そう。そこで辞書を引く。本気で理解したければそれは絶対必要で。そこまで真剣に対峙してほしい、って気持ちはあるのかな。
TOSHI-LOW:
でもさ……たかが辞書ぐらいで、それだけでその言葉が持ってる深みがもっと理解できるんだったら。それは悪いことだとは思わないけどね。
──調べて、理解して、腑に落ちる。まさに腹の中に言葉の意味がスッと入ってくる感覚、私は好きですけどね。
TOSHI-LOW:
あるよね。知った瞬間にそれが自分の言葉になってくみたいな。俺もそれはすごく好きだし、そこまで感じてもらえるなら嬉しいと思う。もう今回は辞書二周くらいしたもん(笑)。世の中に何万文字あるのか知らないけど、辞書二周していろんな言葉を知った。それまで『超克』すら知らなかったもん。でも、ほんとに最善っていうか、今まで「最善」って言葉を簡単に使いすぎてたなと思うくらい最善を尽くさないと出てこない言葉があるんだなぁと思った。
──ええ。ただ、身も蓋もない言い方すると、そのタイトルも読めないっていう人もいて(笑)。そういう人は難解だって感じると思う。
TOSHI-LOW:
でも、わかりやすさを第一にしても、やっぱ伝わらんもんね。難解だから崇高だとは思わないし、わかりやすいものだけが好きなわけじゃない。ほんとに今の自分に何がスッと入ってくるのか、何が刺さるのか、っていうだけの話で。『超克』だから初めて伝わると思ったの。自分の言いたいことの意味と、アルバムの持ってる全体像、俺たちのここまでの五年間、あとこの先の何年かが集約される言葉だと思うし。
──この『超克』って言葉は、理想なのか実感なのか、どちらに近い?
TOSHI-LOW:
……どっちもだね。理想であるし、理想を体現するためには、まず自分が実感してないと。そのスタートはすでに切られてるわけだから。何度負けたってどうしていけばいいかはわかってる。で、自分でも自分のケツを叩けるなぁと思う。今は。
──止まってないし肉体が動いてるんですよね。今回、出てくる動詞を数えたんですよ。いろいろ出てくるけど一番多いのが「刻む」だった。
TOSHI-LOW:
……そんなの数えんなよ!(笑)
──ははは。でも、刻む、というのは自分でも納得する?
TOSHI-LOW:
納得する。ずーっと同じこと言ってた気がするもんね。さっきも言ったけど、誰かに伝えるってことじゃなくて、まず自分に刻んでく。自分に映写することによってそれが何かが見えてくるっていうか。そういうことなんじゃないかな。ずっと刻んでる。もちろん今刻みたい、っていうのもあるし。
──以前は「立つ」とか「立ち尽くす」が多かった。目の前にある景色を脳に焼き付けているというか。でも今回は肉体が動いてるんですよね。
TOSHI-LOW:
体現化はしてるだろうね。思ってることが形になって、体を通してから言葉になってる気はする。言語が肉体化してるというか。今まで頭だけで納得したものは書けたし、あと頭で想像してることはあったけど。今はやっぱ頭と体が呼応しないものには反応しない。
──なるほど。次に多いのは「掴む」とか「鳴らす」。あと意外だったのは「踊る」が二回出てきたことかな。BRAHMANで「踊る」っていう。
TOSHI-LOW:
うん、そういうの、今までも何回か書いてはいるの。でも消してた。やっぱり「踊る」に合わないから。「踊れ!」っていうような旋律じゃないでしょ(笑)。
──でもそれは結局音楽のことでしょう。生きること、死ぬことをずっと歌ってきたTOSHI-LOWくんだけど、音を鳴らすこと、その音が命を鼓舞するっていうことを、ちゃんと初めて書いたんじゃないかと思う。
TOSHI-LOW:
……うん、そうだと思う。音楽をやってる。その音楽を特別な言葉に当てはめるんではなくて。生活の中にある、自分たちの横にスッとあるもの、っていう意味で。それを初めて書いたんじゃないかなと思う。「音楽苦手っすよ」っていうことだけで逃げたくない自分たちがいるというか。なんか……やっと友達になったね、みたいな(笑)。
──「踊れ」って叫ぶラスト「虚空ヲ掴ム」は特に新鮮だった。力強く前向きなイメージが爆発していく感覚も含めて、この曲で終わることに『超克』の意味を感じたというか。
TOSHI-LOW:
……苦手なのよ、そういうの(苦笑)。俺は人間が陰湿だから。で、最初はこの曲で終わる予定じゃなかったの。「霹靂」で終わってて。映画を見るようにすごくキレイな終わり方なんだけど、でもなんか物足りない。自分が実感してることと物語のエンドロールが合わないって気がして。で、そのマスタリングの最後に「もっかいだけ入れ替えてもいい?」つって「虚空~」をケツにして。それで聴いたら、なんか、納得した。
──ちなみに、これは発売後にやってるインタヴューで。反響とか売上まで含めて、今、どういうアルバムができたと思ってますか。
TOSHI-LOW:
……なんかさ、こんなに受け入れてもらえるって思ってなくて。一番初め自分で聴いた時、ほんと疲れちゃったから。よくこんなギザギザしたもんを受け取ってもらえたな、みたいな。でも、そういうものをもし求めてくれる人がいるなら俺らも捨てたもんじゃなかったんだろうし、聴いてる人の感性も捨てたもんじゃないなって思う。誰の耳にも優しいものとかオマケがどんだけついてるかで売れるわけじゃなくて。もちろん時代の流れに反してるのかもしれないけど、こういう熱量を持ったものが受け入れてもらえる。そういう嗜好の人たちが確実いること自体がすごく心強いし。ねぇ? 汗かいてるオッサン、汚い、って思うのが普通じゃん?
──まぁ汚いんだけど(笑)。そこに価値を見出す人は、クラスにひとり、学年にひとりかもしれないけど絶対いますよね。
TOSHI-LOW:
いいんだよ、俺だってそのクラスのひとりだったし。そりゃバンドブームの時はみんな聴いてたかもしれないけど、ずっとバンドの音楽聴いてる奴なんかどんどんクラスで少なくなっていくし。大人になってまで楽器弾いてる奴なんてそれこそ学校にひとりかもしれない。でも、やっぱり、そういうひとりに出会いたいって思うね、ツアーで。
BRAHMAN : Tour 相克
DATE : 2013.3.12 (tue)
VENUE : SHIBUYA-AX, Tokyo
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : 雷矢
INFO : SMASH 03-3444-6751

DATE : 2013.3.18 (mon)
VENUE : Yamagata MUSIC SHOWA SESSION, Yamagata
OPEN : 17:30 / START : 18:30
GUEST : next
INFO : NORTHROAD MUSIC SENDAI 022-256-1000

DATE : 2013.3.20 (wed)
VENUE : Morioka CLUB CHANGE WAVE, Iwate
OPEN : 17:00 / START : 18:00
GUEST : RAPPA
INFO : NORTHROAD MUSIC SENDAI 022-256-1000

DATE : 2013.3.22 (fri)
VENUE : Akita CLUB SWINDLE, Akita
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : QUATTRO
INFO : NORTHROAD MUSIC AKITA 018-833-7100

DATE : 2013.3.23 (sat)
VENUE : Aomori QUARTER, Aomori
OPEN : 17:00 / START : 18:00
GUEST : QUATTRO
INFO : NORTHROAD MUSIC AKITA 018-833-7100

DATE : 2013.3.25 (mon)
VENUE : Sendai RENSA, Miyagi
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : 恒正彦
INFO : NORTHROAD MUSIC SENDAI 022-256-1000

DATE : 2013.3.26 (tue)
VENUE : Koriyama HIP-SHOT JAPAN, Fukushima
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : The FRIDAY
INFO : NORTHROAD MUSIC SENDAI 022-256-1000

DATE : 2013.3.29 (fri)
VENUE : Mito LIGHT HOUSE, Ibaraki
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : 笠間コブラ会
INFO : SMASH 03-3444-6751

DATE : 2013.4.5 (fri)
VENUE : Shimizu SOUND SHOWER ARK, Shizuoka
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : JAIL HOUSE 052-936-6041

DATE : 2013.4.7 (sun)
VENUE : Nagano CLUB JUNK BOX, Nagano
OPEN : 17:00 / START : 18:00
GUEST : THE NAMPA BOYS
INFO : KYODO-HOKURIKU 025-245-5100

DATE : 2013.4.10 (wed)
VENUE : ZEPP NAGOYA, Aichi
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : 九狼吽
INFO : JAIL HOUSE 052-936-6041

DATE : 2013.4.12 (fri)
VENUE : Gifu CLUB-G, Gifu
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : JAIL HOUSE 052-936-6041

DATE : 2013.4.18 (thu)
VENUE : Yokohama BLITZ, Kanagawa
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : SMASH 03-3444-6751

DATE : 2013.4.20 (sat)
VENUE : Kanazawa EIGHT HALL, Ishikawa
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : KYODO-HOKURIKU 025-245-5100

DATE : 2013.4.21 (sun)
VENUE : Niigata LOTS, Niigata
OPEN : 17:30 / START : 18:30
INFO : KYODO-HOKURIKU 025-245-5100

DATE : 2013.4.23 (tue)
VENUE : Takasaki CLUB FLEEZ, Gunma
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : SMASH 03-3444-6751
DATE : 2013.5.1 (wed)
VENUE : ZEPP NAMBA, Osaka
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : GREENS 06-6882-1224 / SMASH WEST 06-6535-5569

DATE : 2013.5.3 (fri)
VENUE : Kobe WYNTERLAND, Hyogo
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : GREENS 06-6882-1224 / SMASH WEST 06-6535-5569

DATE : 2013.5.5 (sun)
VENUE : Tokushima CLUB GRINDHOUSE, Tokushima
OPEN : 17:00 / START : 18:00
GUEST : DAM
INFO : DUKE TAKAMATSU 087-822-2520

DATE : 2013.5.6 (mon)
VENUE : Takamatsu MONSTER, Kagawa
OPEN : 17:00 / START : 18:00
GUEST : DAM
INFO : DUKE TAKAMATSU 087-822-2520

DATE : 2013.5.8 (wed)
VENUE : Kochi X-pt, Kochi
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : DUKE KOCHI 088-822-4488

DATE : 2013.5.10 (fri)
VENUE : Matsuyama SALONKITTY, Ehime
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : DUKE MATSUYAMA 089-947-3535

DATE : 2013.5.12 (sun)
VENUE : Kyoto MUSE, Kyoto
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : GREENS 06-6882-1224 / SMASH WEST 06-6535-5569

DATE : 2013.5.17 (fri)
VENUE : ZEPP SAPPORO, Hokkaido
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : MAN WITH A MISSION
INFO : SMASH EAST 011-261-5569

DATE : 2013.5.24 (fri)
VENUE : Hiroshima CLUB QUATTRO, Hiroshima
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : YUMEBANCHI HIROSHIMA 082-249-3571

DATE : 2013.5.26 (sun)
VENUE : Yonago AZTiC laughs, Tottori
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : YUMEBANCHI OKAYAMA 086-231-3531

DATE : 2013.5.28 (tue)
VENUE : Okayama CRAZYMAMA KINGDOM, Okayama
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : YUMEBANCHI OKAYAMA 086-231-3531

DATE : 2013.5.30 (thu)
VENUE : Miyazaki SR BOX, Miyazaki
OPEN : 18:30 / START : 19:00
GUEST : LIFE STYLE
INFO : KYODO NISHI-NIHON 092-714-0159

DATE : 2013.5.31 (fri)
VENUE : Kagoshima CAPARVO HALL, Kagoshima
OPEN : 18:00 / START : 19:00
GUEST : THE BACK HORN
INFO : KYODO NISHI-NIHON 092-714-0159

DATE : 2013.6.2 (sun)
VENUE : ZEPP FUKUOKA, Fukuoka
OPEN : 17:00 / START : 18:00
GUEST : THE BACK HORN
INFO : KYODO NISHI-NIHON 092-714-0159


Tour 相克 FINAL
「超克」
the OCTAGON

DATE : 2013.6.8 (sat)
VENUE : Makuhari MESSE, Chiba
OPEN : 15:00 / START : 18:00
INFO : SMASH 03-3444-6751
BRAHMAN OFFICIAL WEBSITE
http://www.brahman-tc.com/