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圧倒的な音の瞬発力と爆発力!! いま全国ツアー"Sands of Time Tour"の真っ只中、各地でロックンロールのカタルシスをこれでもかとばかりに放出させ、全国行脚中のNothing's Carved In Stone。
ここでは、この"Sands of Time Tour"の記念すべきツアー初日となった横浜BAY HALLでのライヴ・レポートを公開! 百戦錬磨のメンバーたちが、まるで子供のように楽しそうに初々しいまでの初期衝動を爆発させたこの日のライヴ、ぜひ目を通していただきたい!


Nothing's Carved In Stone : LIVE SCHEDULE
"Sands of Time Tour"
DATE : 2010.8.10 (tue)
VENUE : Kagoshima SR HALL, Kagoshima
OPEN : 18:30 / START : 19:00
ACTs : Nothing's Carved In Stone / ART-SCHOOL
INFO : BEA 092-712-4221
DATE : 2010.8.12 (thu)
VENUE : Kumamoto BE-9 V2, Kumamoto
OPEN : 18:30 / START : 19:00
ACTs : Nothing's Carved In Stone / ART-SCHOOL
INFO : BEA 092-712-4221
DATE : 2010.8.15 (sun)
VENUE : Yonago BELIER, Tottori
OPEN : 17:30 / START : 18:00
ACTs : Nothing's Carved In Stone / ART-SCHOOL
INFO : YUMEBANCHI OKAYAMA 086-231-3531
DATE : 2010.8.17 (tue)
VENUE : Matsuyama SALON KITTY, Ehime
OPEN : 18:30 / START : 19:00
ACTs : Nothing's Carved In Stone / チャットモンチー
INFO : DUKE MATSUYAMA 089-947-3535
DATE : 2010.8.30 (mon)
VENUE : Fukuoka DRUM BE-1, Fukuoka
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : BEA 092-712-4221
DATE : 2010.9.1 (wed)
VENUE : Hiroshima NAMIKI JUNCTION, Hiroshima
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : YUMEBANCHI HIROSHIMA 082-249-3571
DATE : 2010.9.10 (fri)
VENUE : Osaka BIG CAT, Osaka
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : SOGO OSAKA 06-6344-3326
DATE : 2010.9.11 (sat)
VENUE : Takamatsu DIME, Kagawa
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : DUKE TAKAMATSU 087-822-2520
DATE : 2010.9.17 (fri)
VENUE : Nagoya CLUB DIAMOND HALL, Aichi
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : JAILHOUSE 052-936-6041
DATE : 2010.9.20 (mon)
VENUE : Sapporo PENNY LANE 24, Hokkaido
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : WESS 011-614-9999
DATE : 2010.9.22 (wed)
VENUE : Sendai DARWIN, Miyagi
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : GIP 022-222-9999
DATE : 2010.9.25 (sat)
VENUE : Akasaka BLITZ, Tokyo
OPEN : 17:00 / START : 18:00
INFO : DISK GARAGE 03-5436-9600
DATE : 2010.9.27 (mon)
VENUE : LIQUIDROOM ebisu, Tokyo
OPEN : 18:00 / START : 19:00
INFO : DISK GARAGE 03-5436-9600
<Nothing's Carved In Stone ライヴレポート!>
2010.7.10 (sat) @ Yokohama BAY HALL, Kanagawa
ACTs : Nothing's Carved In Stone / HINTO / te'
Sands of Time Tour──つまり彼らのセカンド・アルバムのタイトルを冠するこのツアー──、Nothing's Carved In Stoneは、横浜にHINTO、te'を迎えて初日を迎えた。
「お呼ばれした」とおどけながらもフリーキーなギターとダンスビートを駆使したアンサンブル、安部コウセイのなんともいえぬ風情が既にバンドのカラーとして完成された感があるHINTO。そして福岡はF-X2010での出会いから意気投合したというte'は、珍しくKONOからのMCがあり、ツアーの門出を賑々しく祝福し、主役の登場を待つ。
きっとどんな猛者であろうとも、ツアーの最初の日のステージに立つというのはそれなりに緊張するものなのだろうな。そんなぴりっとした空気がフロアに満ちる。しかしライヴがはじまったとたん、堤防が決壊したかのように、この日の横浜のオーディエンスのダイブの量は半端なかった。村松拓の野性的なヴォーカルはのびのびとBAY HALLに響き渡り、生形、日向、大喜多とともに、4人のなかに生まれようとしている新しい波動とエネルギーの道筋をひとつひとつ丁寧に確認しているかのように映る。
絶賛ツアー中ということもあり、詳しいセットリストの紹介は避けるが、グランジのアグレッシヴな部分を追求したかのような「Rendaman」、アルバムでも異彩を放っていたエレクトロニックなアレンジとアコースティック・ギターのアンサンブルが有機的な「Slow Down」、そしてタイトル曲であり、まさに王道NCIS的キラー・チューン「Sands of Time」と、アルバムからの重要曲はほぼまんべんなくプレイされたことはお知らせしておきたい。
さらに新作から「Sunday Morning Escape」が終わると、ほとんど毎曲ごとに楽器を持ち帰る日向が「超かっこよくない?」とフロアに語りかける場面では、きっとメンバーにとっても満足のいくスタート・ダッシュだったのではないだろうかということが伺えた。もちろん前作から「Isolation」なども交えてのパフォーマンス、バンドにとっては少々意外な、そしてアルバムを聴いた人なら納得のエンディングで訪れる開放感を迎えた。気持ち良いことこの上ない。
アンコールでようやく生形が「けっこうテンパったから」と漏らしたあと、「2曲やっていい?」という問いかけに会場が最後に沸く。『Sands of Time』は、ナッシングスの魅力である複雑かつタフなアンサンブルがたっぷりと発揮されている。彼らは、とにかくやみくもな音楽的実験をプログレッシヴに追求していくよりも、バンドとしての個性と結束力、そしてメンバーそれぞれのプレイヤビリティを厚くしていくことをここで選んだのだと思う。そしてそれはまったく正しい。
text : kenji Komai
Sands of Time / Nothing's Carved In Stone
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  1. Chaotic Imagination
  2. Cold Reason
  3. Sands of Time
  4. Around the Clock
  5. Memento
  6. Sunday Morning Escape
  7. Rendaman
  8. Slow Down
  9. The Swim
  10. Pendulum
  11. Palm
Nothing's Carved In Stone Official Website
http://www.ncis.jp/
Nothing's Carved In Stone Official MySpace
http://jp.myspace.com/ncisjp