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5月1日(木)に渋谷TSUTAYA O-EASTで開催される "New Audiogram ver.7.4" に出演するJとAA=上田剛士、2大ベーシストによる夢の対談が実現!! 今回New Audiogramでは対談特別編を公開!! 更に深い内容の対談本編は現在発売中のベース・マガジン4月号に掲載されています。 5月1日のイヴェント前にぜひベース・マガジンとあわせてチェックしてください!!
Interview : Takahisa Kondo (BASS MAGAZINE)
Cover Photo : Yosuke Komatsu

Special Thanks : BASS MAGAZINE & Rittor Music
Information
New Audiogram 7.4

DATE : 2014.5.1 (thu)
VENUE : Shibuya O-EAST, Tokyo
OPEN : 18:00 / START : 19:00
ACTs : J / AA=
GUEST ACT : MEANING
TICKET : adv 4,200yen (tax in) / door 4,700yen (tax in)
INFO : O-EAST 03-5458-4681



チケットぴあ (P:224-229)
ローソンチケット (L:70732)
イープラス
<New Audiogram ver.7.4 Special Talk Session J × AA=>
 
ベース・マガジン4月号の対談でも、1994年に行なわれた『L.S.B.』というイヴェントで共演していたことが話題になりましたね。
あのイヴェントでは、かなりの本数で共演したよね。
やってました。今考えると、錚々たるバンドが一緒に全国ツアーをしていたという。
THE MAD CAPSULE MARKETS(以下マッド)のオリジナル・メンバーでもあり、今、AA=でギターを弾いてる児島実(注:DIE IN CRIESのメンバーとして室姫深名義で活動)もその場にいたわけで。
藤田さん(藤田“CBGB”タカシ/g)はSOFT BALLETのサポートで弾いていたし。だから今度のイヴェント "New Audiogram ver.7.4" って、その当時、近い立ち位置でともに活動していたミュージシャンたちが、それぞれ違った形で出演することになるんですよね。
その後、それぞれがJバンドやAA=といった、ソロの要素が色濃い活動を積極的にされていますが、バンドとして表現するときとのスイッチの切り替えみたいなのはあったんですか?
スイッチというか、イメージする事の違いなのかなって、最近は思うんだよね。例えば、ギターのフレーズを自分で作っていて、“これをゴッチン(溝口和紀/g)が弾いたらかっこいいだろうな”って思うものと“これをSUGIZOが弾いたら……”って思うものは確実に違うから。だから、曲を作ったりライヴをやったりするイメージのなかで、どれだけメンバーみんなをギラッと光らせるかっていうことを考えると、その時点で俺の場合はソロとバンドでは変わってくる。それはスイッチみたいなものではなくて、単なるイメージする事の違いなのかなって。ベース・マガジンの対談でも話題に出たけど、ソロで使っているベース・アンプと、LUNA SEAのときに使うベース・アンプは変えていてね。なぜなら、一緒にプレイするドラマーの音が違うから。それに合わせて変えたほうが、俺のやろうとしていることが的確に表現できるんだ。ソロを最初に始めた頃は、もちろん手探りや勢いだけだったこともあったかもしれないけど、でも逆に、それで良かったなってすごく思うんだよね。“わかった風”な感じで進んでしまうより、そうやって試行錯誤することでいろんなことが見えたと思うし。“対ベース”に関しても、自分自身のスタイルっていうのを理解しつつも、それに対していつもぶつかっていって、新しいものを求めていって。でも、最終的にそこにあるのは、いつもの自分っていうか。そういった経験が、自分をよりタフにしてくれた。
なるほどね。俺の場合は、マッドもAA=も自分で曲を作っていて、特にAA=になってからは、ほぼ自分ひとりで完結するような面もあるので、わりと自分中心に考えられるっていう違いがあるかもしれない。マッドの頃でも“俺はこの音だから”っていうこだわりを伝えて、逆にほかのメンバーがその考えに合わせてくれていたりしたんだよね。そのなかで、俺なりにどんどんシンプルになっていて。でも、Jの言ってることはすごくわかる。結局、ベースの魅力って、ひとつにはテクニックを披露するような刺激的な面もあるけど、そういうことは若い子に任しておけばいいや、と(笑)。自分を表現するものとしては、自分らしいサウンドであったりとか、あとはグルーヴを追求していく。そして、ギターなどもそうだと思うけど、同じフレーズでも弾き手によって全然違うから、それを打ち出していく。で、それを表現するためには、ベースという楽器のなかでは、やはり低音域がすごく重要で。それが“音の説得力”に繋がっていくんだよね。昔は、歪ませてワーッてやっていれば最高だったんだけど、だんだんそれが変わってきてると思う。
では、5月1日に行なわれる "New Audiogram ver.7.4" に対する意気込みをお聞かせください。
まったく違ったバック・グラウンドを持つふたりが、ソロやバンドといったスタイルも含めて、同じような形態でやっているのが興味深いんだけど、自分たちを追求した者同士が一緒にやるということで、すごくおもしろいものになると思うし、俺自身が楽しみにしてる。Jバンドのゴッチンや藤田さんとも同じステージに立てるわけだし、なかなか観れない刺激的な夜にしたいなって思っています。
とにかく楽しみ。冒頭のように、共演したこともありながら、それ以降に活動が交差する機会がなかった。でもこのタイミングで、こうやって一緒にライヴができるっていうのは、やっぱり何かしらの意味のあることだと思うし、何より純粋に楽しみ。だからこそ、みんなにも楽しんでほしいなってすごく思う。
あと、ベーシスト対決っていう側面もあるよね(笑)。
そうですね(笑)。でも本当に、同じベースという楽器を使っていて、どのように違って聴こえるのか、俺ら自身が聴いてみたいかも。ベースという楽器を使っているっていう“縛り”があるのはどちらもは一緒でしょ?だからこそ、“ベースひとつでこれだけ違うんだ!”っていう部分だけでも、みんなに感じてもらったらすごい嬉しいよね。
そういう意味では、お互いに己のスタイルを追求してきたので、そういったキャラクターの違いに注目するだけでも相当おもしろいと思うよ。スタイルや表面上のことだけではない“違い”が観れると思う。
とにかく、楽しみにしてて欲しいね!
J
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