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DISC REVIEW

PILGRIM'S PROGRESS / KULA SHAKER

PILGRIM'S PROGRESS / KULA SHAKER

SICP-2673 2,520yen (tax in)
2010.6.16 on sale

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01. Peter Pan R.I.P.
02. Figure It Out
03. Ophelia
04. Modern Blues
05. All Dressed Up and ready to fall in love
06. Ruby
07. Only Love
08. Barbara Ella
09. Cavalry
10. When A Brave Meets A Maid
11. To Wait Till I Come
12. Winter's Call
13. Interlude
14. Space Caravan
15. High In Heaven
16. Sweet Sympathy

これはクソかっこいい! いかにもDavid Holmesあたりが好みそうな、サイケでスモーキーな大人のロックンロールだ。90年代の"ブリットポップ"現象の真っ只中に登場し、途中解散などはあったものの、60年代テイストのサイケ・ロックに、インド音楽をブレンドした独特の陶酔感とドライヴ感を持ったサウンドでファンを魅了し続けてきたKULA SHAKERの通算4枚目のアルバム。
"巡礼者の発展"と冠された本作(表題は『天路歴程』で知られる英国の教役者John Bunyanの名著に由来)は、ベルギー南端のシメイのプライベート・スタジオで録音され、「中世的な町並み、深き森や川、精霊や過去の遠い記憶」にインスパイアされたものだという。たしかにそのサウンドはいつにも増して神秘的で厳かなムードを放つ。幽玄なストリングスで幕を開ける1曲目を耳にした途端、その世界にどっぷりと引き込まれ、アルバムを全聴した後は、まるでインド中を放浪したかのような奇妙な感覚に包まれる。さあ、この素晴らしいアルバムを引っさげて、今年、3度目のフジロックのステージに立つ彼ら。野外でこんな音をを聴いたら……、もう! いまから楽しみでしょうがない。

[2010-06-21]
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