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DISC REVIEW

永遠と一日 / CINEMA dub MONKS

永遠と一日 / CINEMA dub MONKS

CDM-001 2,400yen (tax in)
2009.10.7 on sale

CINEMA dub MONKS - 永遠と一日  
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01. はじめに / in the beginning
02. 遠方より / from afar
03. 途中の駅 / the town on the way
04. 生まれた町 / the town of my birth
05. 気配 / signs
06. 落ち着かぬ心 / unsettled heart
07. 飛べ / fly!
08. 永遠と一日 / eternity and a day
09. 森と木と、海辺と / forest,trees and the seaside
10. テラス、ステップ / terrace,steps
11. TANGO (うみべの町のはなし)
12. 市場 / market
13. 市場と旅人 / market and a traveller
14. 近くて遠い / near and far
15. これからの、物語 / the story from now

どこか遠くの街の雑踏にふいに発せられる呟き。そんな風景を喚起させる1曲目からスタートするCINEMA dub MONKSのニュー・アルバム『永遠と一日』がリリースされる。
バンド名のとおり、即興演奏とスライドなどによって1本の映画のようなライヴ・パフォーマンスを繰り広げ、国内外で話題を集めている彼ら。ここ数年は、ハナレグミなどのライヴでその即興的かつフィジカルな演奏を目にした人も多いだろう。じつに4年ぶりとなる本作では、ハナレグミをはじめ、BOSE (スチャダラパー)、芳垣安洋 (ROVO)、ワダマコト (CaSSETE CON-LOS)、辻コースケといった顔ぶれを従え、次々と変化していく風景を描きながら、そこに佇む人々の姿や、漂う匂いまでも表現している。フルートやブルース・ハープ、ベース、ドラム、声、それらの音一つひとつが確かな感触を持って迫ってくる、ドラマそのもののようなアルバムだ。

[2009-10-09]
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