INSTRUMENTS:New Audiogramがあのアーティストのあのサウンドを徹底追求! アーティスト使用機材紹介!
第5回目は先日、曽我部恵一BANDとして初のアルバム『キラキラ!』リリースし、全国ツアー真っ最中の曽我部恵一!シンプルなサウンドを生み出すためのこのシンプルなセット。シンプルながらそれぞれにコダワリがあるようだ。そのコダワリ機材をアンケート形式で解説してもらった。

キラキラ! / 曽我部恵一BAND
ROSE-59 2,500yen (tax in)
2008.4.15 on sale
  1. 天使
  2. 結婚しよう
  3. キラキラ!
  4. 5月になると彼女は
  5. 海の向こうで
  6. 海とオートバイ
  7. チワワちゃん
  8. 街角のうた
  9. まちぼうけ
  10. 夢見るように眠りたい
  11. 青春狂走曲
  12. 魔法のバスに乗って

まずはギターから【写真1】。
メインのギブソンレスポールは元々チューン・オー・マチックだったものをテールピースをはずし、バー・ブリッジに変更してある。テールピースのスタッド穴は埋めて、リフィニッシュ。ピックガードも外されている。P-90を搭載していることもあり1954〜1955年モデルのレスポールに見えるが元は1956年モデルのようだ。

Gibson Les Paul Standard
<1> 製造年
2000年代
<2> 改造しているところ
ピックアップカバー色変更、ジャックパーツを金属製に。
ブリッジを外し、テールピースのみに。ピックガード等ははずしてます。
<3> 音について
太くメロウ
<4> その他の感想
弦は11〜を張ってます。

次はアンプ【写真2】。
オリジナルに忠実な回路と現行パーツで名機と呼び声高い50年代後期のフェンダーのツイード・アンプを現在によみがえらせたヴィクトリア・アンプ。ツイード生地まで当時の製造元に作らせているコダワリようで、そのアンプから生まれるサウンドはさまざまなプレイヤーから絶賛されている。ちなみに曽我部恵一BANDのもう一人のギタリスト上野智文も同じアンプを使用している。

Victoria Amp Co. #20112-T Deluxe
<1> 気に入っているところ
全てのパーツが現行品であること。
<2> 音について
音が良い。こわれない。
<3> セッティングのポイント
トーンとボリュームしかないので、フルボリュームでトーンはまん中です。
そして、最後は足元のエフェクトボード【写真3】。
シンプル極まりないセッティングだが、それぞれにコダワリがあるようだ。

BOSS TU-12 (Tuner)
<1> 気に入っているところ
安定しています。やっぱKORGよりBOSSが良い!

Electro Harmonix SOVTEK BIG MUFF-π (Fuzz)
<1> 気に入っているところ
最高!7個くらい持っています。
<2> 音について
太くてめちゃくちゃな音です。
<3> 使う曲
いろいろ

Electro Harmonix SMALL STONE (Phaser)
<1> 気に入っているところ
(エフェクト音が)きれいです。