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高次脳機能障害で、活動を休止していたGOMAが絵画展「記憶展」を開催する!
[2010-06-25]

2009年11月に交通事故に巻き込まれて以来、高次脳機能障害のため活動を休止していたGOMAが8月24日より、絵画展「記憶展」を開催する!

この国が生んだ世界屈指のデジュリドゥ奏者として、多くの音楽ファンの魂を揺さぶり、活躍し続けてきたGOMA da DIDGERIDOO。実は昨年11月、彼は交通事故に巻き込まれた。

事故当日、特に目立った外傷がなかったため、頸部外傷性症候群(むち打ち症)として診断され帰宅したものの、翌日より家族と話が噛み合わず、その後生活して行く中で記憶が断片的であることが発覚し、後の検査で、事故による外傷性脳損傷で高次脳機能障害を発症していることが判明。自身がデジュリドゥ奏者であるという記憶も失ってしまったのだ。

が、事故後しばらく経ったころから、彼はリハビリをすると共に、絵を描きだしたはじめたのだという。いまでは一日の大半をリハビリ、デジュリドゥの練習、そして絵を描くことに費やしている。しかもこの絵が本当に素晴らしいのだ。

その独特の色彩と画法で描かれた絵画の数々は、人間という生命体の根源的な力強さ、あるいはDNAのどこかに残された太古の記憶を呼び起し、激しく揺さぶりかけるかのような、彼のデジュリドゥの演奏とどこか繋がるものがある。

この絵画展は8月24日から29日に表参道のギャラリー、PLSMISで開催され、会期中には、これまでの活動を記録したDVD上映や事故後初となるアコースティック・ライヴなども企画されている。これまでこの偉大なるアーティストを知らなかった人にも、ぜひこの機会に知っていただきたい。そして今後の彼の新しい挑戦を見守っていきたい。

なお事故についての詳細やこの個展にむけた想いを記した本人からのメッセージ、会期中の企画の予定などはOFFICIAL WEBSITEに掲載されているので、ぜひチェックしてもらいたい。


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GOMA "記憶展"
DATE : 2010.8.24 (tue) ~ 8.29 (sun)
VENUE : Omotesando PLSMIS, Tokyo
OPEN : 13:00 / CLOSE : 21:00
INFO : PLSMIS 03-6459-2251




GOMA da DIDGERIDOO OFFICIAL WEBSITE
GOMA da DIDGERIDOO OFFICIAL MySpace

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