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UNDERWORLD、2012年ロンドン・オリンピック開会式の音楽監督に就任!!
[2011-12-08]

ロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会(LOCOG)が2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督にUNDERWORLDが就任したことを発表した!!

またLOCOGは、この決定により、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックのセレモニーを指揮するシニア・クリエイティヴ・チームの面々がすべて揃ったことも同時に発表。UNDERWORLDは開会式で芸術監督を務めるアカデミー賞監督のDanny Boyle(映画『トレインスポッティング』などでも知られる映画監督)と協力し、来夏7月27日に行われるおよそ3時間に及ぶ開会式の音楽監督を担当することとなる。以下はDanny Boyle、そしてUNDERWORLDのふたりからのコメント!!


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Danny Boyleのコメント
「オリンピック開会式の音楽監督に就任したUNDERWORLDは、式を実行するイギリスのクリエイティヴ・チームというパズルを完成するための最後のピースだった」
「彼らとの仕事が興味深いのは、彼らのテイストが、皆さんが想像するより遥かに幅広いということにある。『フランケンシュタイン』を通して、過去に映画で仕事したときより、私たちはさらに幅広いアプローチに挑戦することが可能だということを目の当たりにできた」

Rick Smithのコメント
「王立国立劇場で上演された『フランケンシュタイン』のプロジェクトは、まったく新しい環境で、作曲家として、音楽監督として自分たちの可能性を試す素晴らしい機会だった。ダニーからは、音楽含めサウンド 全般を担当してほしいと言われて、幅広い可能性の中で仕事できるようにサポートしてくれたんだ。古典文学に基づく作品を手がけるのは僕たちにとって大きな挑戦だったけど、結果的に、これまでで最も楽しめたプロジェクトになったよ」

Karl Hydeのコメント
「僕たちはこの開会式に関して、映像だけではなく、音楽が人々の記憶に残るようにしたいと思っている。 この仕事を依頼されたことはとても光栄だし、真摯に取り組むよ。これは今後二度とあるような話じゃないからね」


またUNDERWORLDは、この12月に初のオフィシャル作品となったシングルのリリースから20周年を迎えることを記念し、ヒット・シングル、レア・トラック、コラボレーション・トラックをまとめたコンピレーション2作品をリリースする。

ひとつは彼らが2003年にリリースし、すでにに廃盤となっていて入手困難なベスト盤『1992-2002』を最高の形でアップデートするため、さらなる楽曲を加え、彼らの20周年をそのまま映し出した3枚組ベスト・アルバム 『1992-2012 The Anthology』。これには「Born Slippy」や「Rez」といった往年のヒット・チューンから、最新シングル「Scribble」まで人気曲を多数収録、そして彼らのデビュー・シングル「The Hump」や、変名プロジェクトのレアトラック「Minneapolis」などが収録される。

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またもうひとつのコンピレーション『A Collection』には、ヒット・シングルの聴きどころばかりにフォーカスを当てた別ヴァージョンや、ハイ・コントラスト、ティエストとコラボした「The First Note is Silent」、マーク・ナイト、D・ラミレスとコラボした「Downpipe」というふたつの最新トラック、そしてブライアン・イーノとの共作である 「Beebop Hurry」などが収録される。

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日本では『A Collection』が12月10日、『1992-2012 The Anthology』は12月28日にリリースされる。こちらにもぜひ注目していただきたい!!




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