2009.10.10 (sat) @ HIBIYA YAGAI DAIONGAKUDO, Tokyo
毎年夏の恒例となったclammbonの野音公演は、今年は10月10日に決定。と同時に、彼らのデビュー10周年を祝うライヴでもあって、そんな祝福ムードあふれるこの日ばかりは正装したメンバーの真っ白な衣装がまぶしかった。ほとんど演奏されたことのないレアかつ懐かしいナンバー「みつばち」、そして定番曲「はなればなれ」からスタートし、往年のファンなら早くもその意図に気づいただろうけれど、彼らにしてはじつにシンプルに、アルバムの発売順に楽曲を演奏していく。
「ロマンチック」を演奏した後の「あのころはやんちゃでした(笑)」(ミト)という発言のとおり、1曲1曲には、彼らのそのときの想いや感情のようなもの、さらに言えば時代そのものが現れている。それらは3年後、5年後、10年後に聴いたとしても、その時代性や真実味を感じさせてくれるものであり、言い換えれば、clammbonが、私たちが普段生きている社会を映すリアリティの鏡として作品を作っているということ。とすれば、彼らの音楽こそ今を生きる私たちの音楽だ、と言えるんじゃないだろうか。
今年第2弾をリリースしたリアレンジ・アルバム『Re-clammbon』よろしく、この日の野音でも、さまざまなアレンジでおなじみの楽曲たちを新たに聴かせてくれた彼ら。ライヴという場で、観客とともに作り上げるリアルタイムの表現を目指すバンドの音楽活動を考えるにつけ、そんなふうに時代における表現活動の意味を感じてしまう。この10年間、clammbonの音楽がつねに新鮮で、心に残るものであり続けたのはきっと、そのためなのだろうと思った。
Text : Ayumi Tsuchizawa
photo : Keisuke Sanada
Set List
01. みつばち
02. はなればなれ
03. ドギー&マギー
04. シカゴ
05. ロマンチック
06. サラウンド
07. 便箋歌
08. ララバイサラバイ
09. id
10. adolescence~imagination
11. Re-Folklore
12. sonor
13. バイタルサイン
14. THE NEW SONG
15. Merry go round!
16. NOW!!!
-Encore-
17. 森渡り
18. tiny pride(新曲)
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