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12月14日にSPEEDSTAR RECORDSよりリリースされるAA=のニュー・アルバム『#3』の詳細が発表された！！

今回発表されたのは、12月14日にリリースとなるAA=のニュー・アルバム『#3』の収録楽曲ならびにジャケットのアートワーク。これまで『#3』に関しての情報は、発売日、アルバム・タイトル、「2011年に生まれるべくして産み落とされた作品」という意味深なアナウンスのみで、その全貌に関してはヴェールに包まれたままだったが、いよいよその輪郭が明らかになった。

収録楽曲は全12曲。ともかくいろいろな意味で度肝を抜かれる衝撃作と言っていっただろう。上田剛士と言えば、もとからポリティカルなトピックに非常に敏感なアーティストではあるが、それを自身の楽曲としてストレートなカタチで表現することは、これまでそこまで強く打ち出してきたわけではなかったと思う。しかしながら、本作は、彼の社会への批評性、またアグレッシヴなメッセージが痛烈なまでに顕在化している。AA=の攻撃性が存分に発揮された「WORKING CLASS」、「DISTORTION」、「sTEP COde」といったあたりの楽曲が持つ攻撃性、そして説得力はまさに鳥肌ものだ。そしてなんと本作は上田剛士自身が全楽曲でヴォーカルを務め、自らメッセージを発している。「2011年に生まれるべくして産み落とされた作品」、その言葉の意味をぜひ本作を聴き、ぜひとも確かめていただきたい。

またジャケットのアートワークも一筋縄ではいかない。ジャケットの前面には「AA-ID（All Animals' Identify Document）」と名付けられたエンブレムが描かれているのだが、このAA-IDとは『#3』に共鳴する者達の証を意味しているとのこと。『#3』というアルバムがどのようなメッセージを持っているのかは、あなた自身が聴いて確かめていただきたいが、こうしてアーティストの側がパッケージを通して、リスナーに共鳴を訴えかけること自体、聴く者にもそれなりの覚悟、あるいは理解を迫っているかのようでもあり、実に刺激的であるし、切実な想い、願いが伝わってくる。さらに初回限定盤ではこのエンブレムが実物のワッペンになっており、CDから飛び出す「凸ジャケ」仕様になっているとのことだ。

最後になったが、本作から得られる収益のうち、1枚あたり「We're not alone（AA= Ver.）」1曲分の売り上げが東日本大震災の復興支援活動義援金として寄付される予定であることも告げられている。New Audiogramではもちろん上田剛士へのインタヴューをおこない、近日掲載することが決定しているので、ぜひ楽しみに待っていていただきたい！！

#3 / AA=
VIZL-451 3,300yen (tax in) 初回限定盤
VICL-63811 3,000yen (tax in) 通常盤
2011.12.14 on sale

01. #3 INTRO
02. WORKING CLASS
03. DISTORTION
04. posi-JUMPER
05. sTEP COde
06. Dry your tears
07. coLors
08. Sunshine glow
09. PEOPLE POWER
10. DREAMER
11. We're not alone (AA= Ver.)
12. #3 OUTRO

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